【大紀元日本1月8日】映画「リンゴ」は中国当局の関連規定に違反したとして、国内上映禁止が命じられている。
中国当局の映画を審査する機構「中国広播電影電視総局」の公告は、同映画の製作や、国際映画祭への参加、インターネットでの公開、音響制作などは、関連の条例に著しく違反しているとし、国内映画館での上映を禁止すると発表した。
同機構は、同映画の男女のシーンは条例の規定に違反したなどと指摘、プロデューサの方励氏に2年間の業務活動の停止の処分と、制作会社の「北京労雷影視文化公司」に2年間の映画製作禁止を命じた。また、出演する人気女優の範氷氷さんと主演男優には、「厳しく批判し、厳粛な教育を受けさせ、深い反省を求める」という。
方励氏が制作した映画「頤和園」も、1989年に弾圧された大学生の民主運動「天安門事件」に関連するため、中国当局に上映禁止されていた。その映画のもう1人のプロデューサの耐安氏は、5年間の映画製作禁止を命じられていた。
映画の英語名は「Lost in Beijing 」。農村からの出稼ぎ労働者・劉リンゴはマッサージ店で働き、店主に強姦されて妊娠した。劉リンゴの彼氏は復讐のため一連のゆすり・脅迫を起こした、が題材とされている。
BBC中国語ネットは専門家の見解を引用、「同映画が中国社会の暗黒な一面を描き、中国当局の五輪のためのイメージ宣伝に水を差したため、今回の上演禁止になった」と分析した。
(翻訳/編集・叶子)
(08/01/08 18:17)
|