【大紀元日本7月19日】全国各地に生え、短命ながら可憐な青紫色の花を付けるツユクサ科の1年草。染色用の青花紙(あおばな)を作るためには、変種で大型の大帽子花が栽培されていますが、古代から利用されていたようです。『万葉集』(例:つきくさに衣色どり摺らめども うつろふ色と言ふが苦しさ)、『古今集』、『源氏物語』などの文学作品にも見られます。
【薬用効果】生薬名を鴨頭草といい、天日乾燥した全草を使用します。解熱、解毒、利尿などの作用があります。乾燥物を一日量15〜30g煎服し、外用には適量を使用します。また、生の茎葉はよく揉み、絞り汁を虫刺されに塗布します。
【食用】茎葉はアクが少なく、軽く茹でてサラダ、和え物等にして食べます。生でもおいしく食べられます。
【染色用】古く万葉時代にはすでに摺染め(すりぞめ)に用いられていました。青花紙はオオボウシバナの花弁を絞って和紙に吸収させて乾燥し、保存します。使用時、水に侵して溶け出した青色液で友禅染などの下絵を描きます。水に溶けやすいので、水洗により容易に青色は抜けます。
染色するには花弁と花の蕊を分けます。錫媒染で花弁は露草色に、黄色い蕊は黄色に染まります。
 | | 露草の花(撮影=大紀元、2008/06/24) |
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 | | 露草(撮影=大紀元、2008/06/24) |
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(文・ハナビシソウ)
(08/07/19 11:32)
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