【大紀元日本7月18日】7月17日午後、160カ国から約15万人の若者を含む約50万人の民衆は、シドニーでローマ法王ベネディクト16世を迎えた。
17日早朝、豪州マイケル・ジェフリー総督およびケビン・ラット首相はガバメント・ハウスにて正式に法王を迎えた。午後、法王はローズ・ベイで長さ63メートルのMVシドニー2000の船に搭乗し、シドニー港の南岸をゆっくりと遊覧した。船上では各国から駆けつけた信者数人と豪州海軍軍人と面会した。
着岸後、法王はイタリア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語など礼拝に訪れた各国団体に対して、それぞれの言葉で公共の場ではじめて伝道し、礼拝者たちは熱烈な歓呼の声を上げた。
伝道の中で、法王は人類の貪欲がもたらした大自然への破壊、森林の乱伐採、土壌の侵食および鉱物などの乱用によって、地球温暖化をもたらし、海の水位の上昇および旱魃などの災難の発生に言及した。法王は、若者たちは物質環境の破壊だけではなくて、社会環境の堕落にも直面しなければならないとした。法王は「現代社会は暴力および堕落した性行為への宣揚は、エンタテイメントの形でテレビおよびインターネットに広がった」とし、「正しい善の真理は、節度のない自由と寛容では決してない」と強調し、もし何が善であり、何が正しいことであるかを考えていなければ、人々は真の自由に向かうことはできず、反対に道徳または知識における困惑に陥り、道徳基準の下落で、自我を失い、絶望のまま堕ちてゆくと強調した。
法王は今回の旅行中で見た世界各地の大自然の美しさに感嘆し、世界の創造者を称えた。法王は、「地中海の輝き、北アフリカの広大な砂漠の雄大さ、アジア森林の繁茂、太平洋の広大さ、太陽が昇り沈むときの水平線およびここ数日間で自分が享受した豪州の壮大な大自然が、まさしく世界を創造した者の崇高さの現れである」と賞賛した。
豪州の総督および首相の接待を受けたときに、法王は豪州のアボリジニ問題に関心を寄せ、豪州政府のアボリジニへの対応について謝罪した勇気をたたえた。法王は、アボリジニおよび非アボリジニの平均寿命、文化および経済における格差問題において、豪州政府の努力を賞賛した。
法王一行は午後4時45分にシドニーの中心部でパレートをいった。鉄道局によると、平日の通勤時間では約20万人以上がシドニーの中心部を通るが、17日夜はさらに40万人の鉄道利用者が増えたとし、対応するために電車を増加したという。
(記者・袁鳳、翻訳/編集・余靜)
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