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中国広東省:尋問拒否の男性、拳銃で自殺

 【大紀元日本8月14日】五輪開催期間中、中国各地ではセキュリティ検査が強化されている。広東省深圳市宝安地区で、地元警察の尋問を拒否した男性が逃走中に自殺した事件が9日夜、発生した。男性の身元は現在調査中。

 8月12日付「南方都市報」によると、9日午後8時ごろ、深圳市宝安区松崗地区佳華ショッピングセンター向かい側の107国道付近、治安関係者が白いバッグを所持する男性を尋問した。男性は恵州から来たとし、バッグの中身は日常生活用品だと答えた。結局、男性は聴取と指紋取りのために、警務室に連行された。

 男性は治安関係者からバッグを返してもらってから、いきなり中から拳銃を取り出し逃走した。治安関係者らも直ぐにバイクで追いかけた。男性は銃で自動車を奪おうとしたが失敗し、直ぐにバスに乗り込んだ。8時ころ、防弾チョッキを身に着けた警察および関係者らはバスを包囲し、容疑者を焦点に外から銃で当てた6人の銃撃手が構えていて、容疑者に対して自首するように呼びかけた。8時10分ころ、バスの中から銃声が聞こえ、容疑者は自殺した。

 警察側の情報によると、男性は自分のこめかみに向けて発砲し自殺した。男性は人質を取らなかったという。

 ここ最近、米人旅行者は北京で殺害され、新疆地区においても暴力殺人事件が多発しており、北京五輪に暗い影を落としている。評論家たちは、激化した社会矛盾がこれらの連続事件をもたらしたと分析している。

 深圳の著名な作家で、独立中文筆会理事である趙達功氏は「海外では、中国の社会矛盾が激化したことは知られている。なぜなら、今回の五輪で当局が取った厳重な警備、特に装甲車まで出ていることから、中国は安全ではないことが感じられる。中国当局も安全ではないとしていて、直訴者、人権擁護者など当局に「不安定分子」と見なされた人々は、中国のイメージを悪くするとしていることから、緊迫感がまして保安措置をさらに厳しくした。しかし、防ごうとしても防ぎきれないのだ」と分析した。

 
(翻訳/編集・余静)


 (08/08/14 04:05)  





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