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北朝鮮元高官によると、中国は金正日の後継者に金正男を支持しているという

北朝鮮後継者問題:中国当局、金正男を支持か

 【大紀元日本9月20日】韓国に亡命した北朝鮮労働党の元書記・黄長燁(ファン・ジャンヨプ)氏は、金正日・総書記が死去した場合、中国当局が北朝鮮をバックアップさえすれば、内乱あるいは政権混乱に陥る可能性はほぼゼロとの見解を示し、金正日の側近を中心とする北朝鮮労働党は引き続き権力を継承するとも指摘した。

 11年前に北朝鮮から韓国に亡命した黄長燁氏は9月12日、韓国の政府関係者との夕食会で、「金正日が突然死去した場合、国際社会は北朝鮮に内乱が発生すると認識しているが、このような見解はあまりにも滑稽である。中国共産党が北朝鮮を支持する限り、このような状況に陥る可能性はない」と発言した。

 黄長燁氏は、「北朝鮮党内の権力はみな金正日の側近に握られている。万一金正日が死去しても、労働党は引き続き政権を独占する」と話した。

 後継者問題について、黄長燁氏は、「中国当局は一貫して金正日総書記の長男、金正男氏を支持している。しかも、金正日氏の妹婿、労働党の行政部部長・張成澤氏も金正男氏を擁護している。そのため、金正日総書記が死去したら、今年37歳の金正男氏が後継者になる可能性が非常に高い」と説明した。

 南北関係における中国当局の役割について、黄長燁氏は、「北朝鮮問題を解決するすべての鍵は中国共産党が握っている。もし、韓中両国が自由貿易の協定を結べば、両国の関係は一層発展し、北朝鮮を中国スタイルの改革に導ける。特に、中国共産党と密接な関係を保つ金正男氏が執政すれば、北朝鮮を改革開放の路線に導く可能性はさらに高くなる」と語った。

 今年85歳の黄長燁氏は、北朝鮮労働党の元書記、開国元老、理論家とも言われている。金正日総書記の師匠であり、その父親の金日成・前総書記の「親密な戦友」ともいわれている。

 金正日親子の政治理論の「主体思想」は黄長燁氏の「傑作」とされている。1997年、黄長燁氏は中国を経て韓国に政治亡命した。

 
(翻訳・叶子)


 (08/09/20 08:40)  





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