【大紀元日本11月3日】10月30日、福建省霞浦建の建築現場で昇降機のやぐらが壊れ、中にいた作業員12人全員が死亡するという重大な事故が発生した。霞浦県はすでにこの建築現場での施工停止を要求している。
総合中国メディアによると、死亡した12人の作業員中、9人が江西省籍、1人が四川省籍、2人が同省霞浦県の籍であるという。事故が発生した“陽光城”の現場は霞浦県、長楽迪鑫不動産開発公司による開発である。
この工事は計8棟、18階建てから30階建て1000戸以上の建物の建築であり、現場では400人以上の作業員が仕事をしている。また、この中の18階建て2棟はすでに完成しているという。
事故当時、隣のビルで作業をしていた作業員・徐さんによると、突然何かが壊れる音が聞こえ、続いてたくさんの悲鳴が聞こえたという。顔をあげてみると、昇降機が壊れ、かご(中の箱)も脱線し、5m以上の昇降機がそばの足場に倒れ、かごも墜落していったという。
下で作業をしていた人たちは驚きの声をあげ、散り散りに逃げていった。かごは20階から10階の足場を破壊しながら落ちて行き、2階の乗り場に折り重なるように激突。うち3人はかごから投げ出され、直接床に打ちつけられた。
かごが落ちた後、近くにいた作業員たちがすぐに見に行くと、かごの中にいた作業員のうち一人だけが何度かまばたきをしていただけだったという。調べた結果、最終的に12人の作業員全員の死亡が確認された。
作業員の話によると、昇降機が24階から落ちた原因は23階の昇降機架台が壊れたためらしい。この断裂部分は2つの架台でつなぎ合わせた箇所で、作業員たちが過剰積載したことによる事故ではないかと考えられている。
この昇降機は24人乗りで、事故当時は12人しか乗っていなかったが約1トンの荷物も一緒に乗せていたため積載オーバーだった、と作業員・徐さんは話している。この他、昇降機の下階部分には安全装置が設置されているが、20階以上には設置されておらず、一部の安全装置設置が遅れていたことが今回のような事故発生の原因の一つではないかとみられている。
「我々は毎回、かごが20階以上に上って行く時、中で揺れを感じていた」と作業員・汪さんは話す。
福建省寧コ市人民政府情報弁公室は、この工事主の口座はすでに凍結され、請負業者も調査班により取り押さえられたと伝えている。
(翻訳・坂本)
(08/11/03 15:19)
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