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2008年のクリスマスイブ、中国当局が支配するキリスト教愛国教会に属する『北京南教堂』でのミサを参列しようと、大勢のキリスト教徒が集まった(AFP)

中国:キリスト教家庭教会、イブ前強制取り締まり

 【大紀元日本12月26日】クリスマスを前に、中国国内の多くのキリスト教「家庭教会」(別称:地下教会。中国当局が支配するキリスト教愛国教会に加盟せず、信者が自発的に立ち上げた教会)の祝賀イベントが当局の強制取締に遭い、大勢の教徒が一時強制連行され、教会の私財が押収される事例が各地で多発している。

 安徽省池州市で12月22日午後、ある家庭教会の21人の教徒が一人の教徒の自宅に集まり、聖書の勉強会を開いた。その最中に、十数人の警官が強制突入、全員を強制連行し、2時間後に釈放した。

 一人の教徒はラジオ自由アジア(RFA)の取材を受け、全員がこれから、違法な勉強会と海外の牧師と違法なつながりをもっているとの理由で起訴・逮捕される可能性がある、と話し、勉強会に参加した19人の学生は、警察から教会に騙されて勉強会に連れ込まれたと自白するよう強要され、従わないと強制退学させると脅されたという。

 そのほかに、新疆ウィグル自治区の伊犁市で70人の教徒、河南省洛陽市の50人あまり教徒が、21日の日曜日にクリスマスを祝うミサを開いていた最中に、公安警察の強制突入に遭い、違法な集会との理由で、身分証明書の提示を命じられて写真を撮られたりして、教会の所有物、例えば聖書や、パソコンなどもが押収された。

 中国国内の「家庭教会連合会」の張明選・会長はこのほど、内モンゴルに訪れ、布教活動を行った際に、現地の公安当局に逮捕され、身柄拘束15日間と処された。1千元(約1万5千円)の罰金を払った後釈放され、22日に北京市に戻った張会長だが、電話取材に対し、依然私服警官に尾行されていると話した。

 一連の事案について、ラジオ自由アジアの記者が中国国家宗教局に電話取材を申し込んだが、対応に出た職員から断れた。

 

 
(翻訳編集・叶子)


 (08/12/26 00:31)  





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