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香港は濃霧に包まれ、有名なビクトリア港の景色も遮られてしまったと同時に、人々の健康にも危険が及んでいる状況だ。写真はビクトリア港。(Getty Images)

基準値の10倍、深刻化する大気汚染=香港

 【大紀元日本1月30日】香港で1月22日、この12カ月来最悪の汚染レベルが記録された。翌23日も濃煙に覆われた。科学者と環境保護活動家の話では、最近の汚染値はWHO(世界保健機構)数年来の基準値の10倍以上になるという。

 またAPF社によれば、香港大学および公共政策(Civil Exchange)Hedley Environmental Indexのサイトでは23日、一部地区の呼吸微塵指数がWHOの提案する値の10倍を超えた。

 Civic Exchangeが運営するウェブサイト「Hedley Environmental Index」も二酸化窒素と二酸化硫黄がWHO基準の5倍を超えていることを確認しており、22日の香港は12カ月来汚染レベルが最悪を記録した。

 香港は濃霧に包まれ、有名なビクトリア港の景色も遮られてしまうだけでなく、人々の健康にも危険が及んでいる。

 香港科技大学専門家によると、これはただの霧ではなく有害なものも混在しており、このような目で確認することのできない微粒子が人々の健康に対し最も危険なものだという。

 香港政府内部の大気汚染指数によると、香港の重汚染地区の汚染レベルは非常に高く、政府統計数をはるかに超え100を上回った。政府は先ごろ積極的に空気の品質指標を更新した。この指標は実行されて20年以上が経っており、科学者はこれらの指標はすべて時代遅れであると認識しているという。

 中国南部の工場が排出する排気には現地の発電所からのものや、自動車の排気ガスなどが含まれ、この排気は香港北部の境界を半年もの間、覆っているという。「Hedley Environmental Index」は空気品質及び公衆健康データを合わせ、大気の汚染により既に6千100人が死亡。2004年初めから16億米ドルを大気の改善に投入している。

 以下は香港各地の大気汚染の様子(Getty Images)
燃焼廃棄物が排出され濃煙が、香港会議展覧センターの上空に漂う
香港九龍、窓の外の大気汚染は深刻だ
空から撮影した香港島
香港南丫島発電所(Lamma Island power station)
空から撮影した香港九龍
香港ビクトリア港
香港チムサーチョイ
マスクを着けたり、手で口や鼻を覆いながら街中を行く香港市民


 
(翻訳・坂本)


 (09/01/30 00:36)  





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