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中国:昨年末大規模A型口蹄疫発生、当局2カ月間情報封鎖
【大紀元日本2月20日】中国湖北省武漢市東西湖区は昨年末に大規模な乳牛口蹄疫発生、状況が深刻化したため、当局は元旦直前にすべての牛乳を処分した上、大量の牛を焼却処分した。この情報を中国当局が2カ月にわたり封鎖したため、未だに多くの民衆はこの感染病の発生を知らない。
内部情報によると、口蹄疫発生後、東西湖区政府は省政府に報告する際、省政府は政治実績に影響を及ぼすことを恐れて、情報封鎖した。しかし、感染が拡大したため、省政府は知っていながら上部へ報告しない責任を逃れようと農業部へ報告したという。検査によると、今回の口蹄疫は非常に特殊なウイルスであることが分かり、現在では制御できるワクチンがないことから、乳牛を含む耕作用牛はすべて処分した。東西湖区は柏泉、呉家山、走馬嶺等複数の村で1万頭以上の牛が口蹄疫に罹り処分されたという。
東西湖区村民の高さんによると、この地区には現在牛が1頭もいない状態だとし、昨年12月から牛の処分と村町の消毒が始まったが、未だに終わらないという。消毒担当者たちは村でテントを張り、毎日消毒作業を行っているという。
その間に、口蹄疫発生で引き起こした経済損失補償問題をめぐり、農民と地元政府との間に意見の亀裂が生じたため、牛の処分の仕事は進みにくかった。今年の1月24日、当局はようやく武漢市の武装軍隊を感染地区へ派遣し、強制的に牛の処分を行った。
内部情報によると、大晦日当日、大量の大型ショベルカーが現場に到着してから、沢山の深さ6〜7メートルの大きな穴を掘り、牛を穴へ追い落としてから、軍隊がすべての牛を銃殺し、焼却後に石灰および一般の消毒液を撒いてから土で埋めたという。作業は何日も続いたという。
政府当局が情報封鎖したため、武漢市当局は市民に対して口蹄疫感染拡大の状況を報じないし、地元メディアも報じていない。ただ1つの情報としては湖北省疾病制御センターより民衆に対して、「口蹄疫は人から人への感染はない。仮に感染したとしても、有効的な治療方法があることから、民衆は口蹄疫に対して恐怖および不安はいらない」という報道だった。
一方、村民の張さんによると、武漢市の新聞で2人の子供が口蹄疫に感染した報道に農業部が驚き、急きょ関係者を派遣し牛の処分を行ったという。また、消毒関係者によると、今回の口蹄疫感染は地方からの牛によるものの可能性もあれば、大気を通じて感染した可能性もあるという。
武漢市江岸区では政府当局から、豚・牛・羊等動物と接触しないようにという通告を沢山目にする。これについて、記者は政府当局に問合せをするが、区の疾病制御センターから、武漢市衛生局、農業局等へとたらい回しされた。
報道によると、1月22日に中国農業部はようやく世界動物衛生機構(OIE)に対して、同月13日に湖北省武漢市東西湖区柏泉街道孫湾村で起きた牛のA型口蹄疫および14日に新橿のアクス地区庫車県で起きたアジアI型口蹄疫の感染発生の緊急報告を行った。また、2月3日に上海市奉賢区で41頭の乳牛がA型口蹄疫に感染した。
口蹄疫はウイルスによる偶蹄動物(牛、羊、豚、ラクダ、鹿等)へ感染する急性接触性伝染病である。口蹄疫に感染し易い偶蹄動物は約70種類もある。その内、馬は口蹄疫に感染しないが、伝達する媒体になる。口蹄疫ウイルスの生命力が強く、伝染する経路が多く伝染する速度も速いことが特徴である。
(記者・古清児、古雲印、翻訳編集・余靜)
(09/02/20 06:53)
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