【大紀元日本3月21日】東京のサラリーマンの街・新橋から徒歩15分ほどのところに、浜離宮恩賜庭園がある。
東京湾に隣接するこの庭園は、徳川将軍家代々の庭園であるとともに、江戸城の出城としての機能も兼ねていた。明治維新後は皇室所有の「浜離宮」となり、昭和20年11月に東京都へ下賜された後は、四季折々の花と野鳥が人々を癒す都心のオアシスとして現在に至っている。
東京では少し歩けば汗ばむほどの暖かさとなった19日、満開の菜の花を目当てに同園を訪れた。
広々とした園内にふりそそぐ陽光が心地良い。ふと見ると、日本庭園にはつきものの錦鯉がここの池には全くいないことに気づく。それもそのはずで、東京湾の海水を引き入れた潮入池であるため、錦鯉の代わりに、関東では「イナ」と呼ばれるボラの幼魚が水面を跳ね飛んでいた。
園内の一角が、まぶしいほどの黄色に輝いている。
その数30万本といわれる浜離宮の菜の花が、いま満開の時を迎えていた。
花畑のなかの小道を往けば、ひととき俗世を離れて、天上世界に身を置いたような嬉しい錯覚をおぼえてしまう。風がそよぐと辺り一面にただよう甘美な香りが、さらに人々を陶酔させるのである。
都心にあって、ここだけはゆるやかな時間が流れる「不思議な空間」を発見した気がした。 | | 香りも芳しい菜の花(大紀元) |
 | | 花の海を歩く(大紀元) |
 | | 花の海を歩く(大紀元) |
 | | 花の海を歩く(大紀元) |
 | | 写生にひたる至福のひと時(大紀元) |
 | | 周囲の高層ビルと対照的な花畑(大紀元) |
(記者・鳥飼)
(09/03/21 10:36)
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