印刷版   

北京五輪前、厳重な警備(China Photos/Getty Images)

中国官製拷問マニュアル、ネットで暴露=英紙

 【大紀元日本4月27日】大手英紙「タイムズ」と「デイリー・テレグラフ」は4月22日、中国政府の制作した1冊の恐ろしいマニュアルが最近、中国国内のインターネットで流れ、人々を驚愕させたと報道した。このマニュアルとは、制圧したい、または拘束した対象者に対して、拷問や弾圧する方法を示す内容で、如何に外見上から拷問された傷痕などの証拠を残さずに拷問を行うかがポイントであると示した。拷問マニュアルは1人の公務員がインターネットに掲載し、中国国内の勇気ある新聞社が報道し、多くの中国人を驚かせた。

 報道によると、この拷問マニュアルは地方政府の「行政執行者(城管)」のために作成されたと考えられているという。彼らは、許可のない屋台を追い払う際や営業許可検査を行う時に、民衆からの反抗をよく受けるため、このマニュアルが役に立つと考えられる。拷問マニュアルの中で最も議論された部分とは、「対象者の顔に血が出ない、体にも傷痕が残らない、そして、(拷問の際に)周りに他の人がいない」ことを強調した。また、行政執行者が反抗を受けた時は、相手の体型が弱小であることや相手を負傷させてしまう可能性を考える必要はないと示したという。

 このマニュアルを入手し、インターネットに載せた公務員は「南方都市報」の取材に対して、「内容を見て非常にショックを受けた。これまでに噂として流れていたことが今や公になった。例えば、自分を守るために、如何に他人を制圧するかなど」と驚いて語った。一方、「南方都市報」は、拷問マニュアルは北京市城管行政執行局が作成したものであることを同局関係者に確認済みだと示した。

 北京大学の法律教授・賀衛方(ハ・ウエイファン)氏は、ここ数年間、人々の行政執行者に対する嫌悪感と不満は日増しに強くなっている。民衆は当局関係者が人々を荒く扱うことを知っているし、そもそも、所謂「行政執行者」の存在は法律に基づいているものではないと指摘した。

 
(記者・田清、翻訳編集・余靜)


 (09/04/27 05:20)  





■関連文章
  • 拡大するハッカー攻撃、大半が中国から(09/04/15)
  • 監禁中の高智晟弁護士の妻が記者会見、国際社会の救援求める(09/04/10)
  • 行政執行者の暴力に抗議、江西四川両省で大規模群衆事件(09/04/01)
  • 中国YouTube封鎖、各界から非難(09/03/30)
  • チベット亡命政府、弾圧事件の映像を公表(09/03/21)
  • 中国新聞出版総署署長、インターネット長期制御を示す(09/03/09)
  • 中国湖北省:強制土地収用、厳しい監視にさらされる農民(09/03/01)
  • 中国四川省:鉄道建設補償金に不満の村民、警察と衝突(09/02/21)
  • ローマ法王、ユーチューブに公式チャンネル開設(09/01/24)
  • 休み時間の16カ国調査、ネットに費やすのは中国人がトップ(09/01/11)
  • 中国当局、ネット情報制御強化(09/01/11)
  • 情報の完全封鎖はできない=米フリーゲイト・サイト(08/12/29)
  • 中国に法輪功への迫害制止を要求、18カ国政治要人国連宛に書簡(08/12/11)
  • 国連・中国拷問問題報告書に、中国当局が抗議(08/12/08)
  • 国連、中国に臓器狩りの実態調査命じる(08/11/24)