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町でわが子探しを訴える父母代表(大紀元)

誘拐された児童千人あまり、懸賞金1億4千万円=広東省東莞

 【大紀元日本4月22日】中国広東省東莞地区で4月15日、地元の千人あまりの誘拐された児童、その父母代表30数人が、「1千万元懸賞、わが子を買い戻す」との内容の横断幕を掲げて、町を歩きながら人捜しのチラシを配った。警察らが彼らを退散させようと暴力を振り、負傷した父母も出た。

 父母代表らによると、誘拐された子供の人数は東莞地区が最も多い。手元には千人あまりの行方不明の子供の情報が集められている。うち、80%の案件は、警察が証拠不足として立案していない。親たちは積極的な捜査を求めて、現地の各政府機構に助けを求めたが、まったく相手にもされなかったという。

 ここ数年、東莞と深セン地区の被害者の親は「尋子連盟(子探し連盟)」を結成、私財を投げ売って1千万元(約1億4千万円)の懸賞金をかき集め、わが子を自力で探し続けている。

 行方不明者・叶鋭聡ちゃんの母親は擦れた声で、「私たちは多くの政府機構に陳情したが、まったく相手にされなかった。昨日、市役所に行って市長に面会したいと要求したが、警察に追い出され、『子どもが誘拐されたのは、当然な報いだ』と言われた」と語った。

 4月15日午前11時頃、父母代表らは、大きな横断幕を掲げて町に出た、「全財産を投げ売って、1千万元(約1億4千万円)でわが子を買い戻す」との内容だった。

 2007年11月12日、寮歩上底村の自宅前で、9カ月の叶鋭聡ちゃんは母親に抱っこされていたときに、誘拐犯が彼を強奪して逃げ去った。

 その母親によると、駆けつけた警察は誘拐犯を追跡したが、わずか5分間で捜査を打ち切り、もう仕事が終わる時間だと言って帰って行った。その時刻は午後5時だったという。

 黎俊宏ちゃんの母は、「自営する店の前で、彼は遊んでいて、5分後に気づいたら姿が消えていた。警察に通報し、土下座して捜査をお願いしたが、状況の記録すらとらなかった。翌日から、私たちは地元でチラシを配りまくり、大金を費やしてテレビで人探しの広告も出した。息子はいまだに見つかっていない・・・・」と事情を語った。

 専門家によれば、中国全土で年間20万人の子供が行方不明になり、親元に戻って来るのはわずか0.1%。大勢の親はわが子を捜すために全財産をなげうち、藁をもすがる思いでわずかな手がかりをたよりに全国各地に足を運んでいる。

   中国の農村部では、生まれてくる子どもは男子を望む傾向が強く、一人っ子政策がそれに拍車をかけている。様々な理由で子どもができず、さらに男の子を望む中国人の中には、人身売買に解決策を求めている者も多いことから、闇業者がはびこり、誘拐が多く発生している。

 
(記者・古児清、翻訳編集・叶子)


 (09/04/22 07:19)  





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