[ワシントン 16日 ロイター] – トランプ米大統領は17日、新たなミサイル防衛戦略を発表する。宇宙配備型のセンサーを展開する可能性など、ミサイル防衛強化の方法を探る。
敵のミサイルを迎撃できる宇宙兵器など実験的な技術の可能性を検討することも提言する見込みだ。
トランプ政権高官は匿名を条件に記者団に対し、「ミサイル防衛の次の段階は宇宙が鍵になるだろう」と語り、「ミサイルを早期に探知し、追跡・特定する一助として宇宙配備型のセンサーを検討している」と明らかにした。
宇宙配備型のミサイル防衛兵器の可能性は調査段階にとどまっており、決定は下されていないと強調した。
米国は今後数年をかけて地上配備型の迎撃ミサイルを増やす計画を発表しているが、新たな戦略は追加での投資となる。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。