THE EPOCH TIMES

関係者真相暴露、新華ネットの偽「親不孝」ニュース

2009年06月01日 11時00分
 【大紀元日本6月1日】5月10日、中国共産党(中共)の新華ネットに、竹学葉氏は外国へ留学して博士の学位を獲得し、家へ10年間も音信不通で親不孝だという文章が掲載された。ネットで竹氏への非難がかなり集中した。また、同月22日再度同ネットに「親不孝の根源は法輪功」だという文章が掲載され、「竹学葉氏はかつて親孝行で、良い人であったが、法輪功を修煉した後、人間性を失った」と書かれていた。それに対し、本紙記者はこのほど本人とその妹・竹学麗さんを取材した。

 現在ニューヨークに在住している法輪功学習者の竹学葉氏は、これらの文章は中共による悪意に満ちた計画的な中傷であり、「人間性を失った」中共の迫害こそ、同氏と家族の団欒ができない原因だと指摘した。

 竹学葉氏は、「私はとても両親、身内のことを思っているが、当局に帰国を阻止されている。両親と身内も同様に私のことを思ってくれているが、更に私の海外での安全を心配している。彼らはいつも自分らのことを気にかけてなくていいから、私が安全であればいいと言っている。私達の電話は盗聴されていることを知っているので、毎回電話をかける度に、家族に面倒なことをもたらさないかと心配している。それでここ数年、なるべく迂回方式で無事であることを報告し、直接連絡する時も正月、祝日など必ず盗聴される日を避けている。たいへん信頼している友達の助けのおかげで、私は家族の主な情況を知ることができる。しかし両親の前で孝行を尽くすことができないので、やはり違う」

 孔子曰く、「父母在らば、遠くに遊ばず」 竹氏は両親の回りで孝行を尽くせないのをとても悲しく思っている。竹氏は、「忠孝仁義は中華民族の伝統文化の美徳、私も両親の身の回りで毎日の日常生活において飲食の面倒を見、ご機嫌を伺いたいが、中共の法輪功に対する迫害は、私の帰国する権利を剥奪してしまい、私達肉親を分離させた」、「中共信陽市政治法律委員会による両親と身内への嫌がらせを私は強く非難する。いつどこにいても、言葉で、身をもって教えてくれた両親に私は感謝する。彼らの素朴さ、善良さ、勤勉さと正義感は、私の人生の最も貴重な財産だ」と語った。

 竹学麗さんはインタビューで、ネット上の兄に対する非難は完全にデマであり、ここ数年来、兄と家族はずっと連絡を取っていると答えた。兄が法輪功を修煉しているため、両親は当局からかなり大きい圧力を受けてきたという。「両親と妹は兄と連絡していないなどの話をしたかもしれないが、それも当局に対処するためにお茶を濁しただけです。なぜなら、兄に面倒なことをもたらしたくないから、兄の安全のためです。私達もいつも兄に家はすべてとてもいいから、気にかける必要はない、家との連絡はできるだけ少なくしてと言いました。しかし、兄はいろいろな方法で私達に関心を示し、母が病気を患った時も、兄は兄の方法でとてもよく助けてくれ、サポートをしてくれました」

 1999年のクリスマスの休暇中、竹学葉氏は迫害される危険を冒して両親を見舞いに帰国した。深セン税関で、「禁制の書籍を携帯した」という罪名で2日間拘禁された。竹氏はカナダに戻る前に、先に北京に行って陳情し、1通の呼びかけの手紙を渡してから深センに南下し、出国する計画を立てた。しかし、同年12月25日午前8時頃、竹氏は北京のある平屋の前で道を尋ねた時、中から出て来た警官に拘束された。理由はただ自分が法輪功を修煉していると認めたことだけであった。その後、河南省鄭州市中北京事務所の地下室で12日間拘禁され、後に親友の各方面への再三の問い合わせで初めて居場所を探し当てられた。中共は法輪功を放棄させる目的を達成できなかったため、竹氏を国外追放することにし、さらに両親と親族を処罰すると脅迫し、竹氏の帰国する権利を剥奪した。

 出国後、竹氏は母親から警官に家宅捜索されたと教えられた。警官らは父親に竹学葉はもう帰国できない、さもなければ身内が全ての責任を負わなければならないと言った。その後も、「政府の関係者」はしばしば家に来て、外国で「国」にとって不利なことを竹氏にさせないようにと言った。このような情況はずっと続いた。現地の政治法律委員会、610法輪功取締りオフィスはさまざまな方法で家族に対して脅迫し、圧力を加えたという。

 10年来、中共当局の竹学葉氏とその家族に対する脅迫と利益による勧誘はずっと成功しなかった。今年4月下旬になって、彼らは策略を変えたようである。中共信陽市政治法律委員会は、両親の家へ人を派遣して、「竹学葉は帰国しても身の安全を保障する」と称し、両親に息子の帰国を促すよう説得することを求めた。両親は仕方なく、「数年来、息子からいかなる消息もない」と答えた。中共の脅しとすかしの詐欺手段は再度失敗した。4月下旬のこの嫌がらせが終わって数日後、中国大陸のネットに本文最初に提起した中傷の文章が現れた。

 突然やってきたこのでたらめな中傷に対し、竹学葉氏は、明らかに全体の事件は中共の政治法律委員会或いは610オフィスのスパイが操ったずる賢い行為であり、その目的は真相を知らない一部の人を騙し、法輪功に対する憎しみを扇動し、同時に当局が直面している国内外の巨大な圧力と前例のない危機を転嫁するためだと指摘した。さらに竹氏は、中共の代弁者が公然と偽のニュースを掲載したのは、そのごろつきの本性の再度の現れであり、この事件は中共の自分ら家族への迫害だけでなく、民衆の憎しみを扇動し、法輪功に対する残酷な弾圧の一つの縮図だと指摘した。また、これまで同様、中共の卑劣な企みはその邪悪さと愚かさを暴露しているだけであり、結果的により多くの民衆に真相を分からせることになると語った。

 (記者・辛菲、翻訳編集・金本)


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