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テレサ・テン、最も影響力のある文化人に=中国

 【大紀元日本9月8日】中国最大の対外宣伝ウェブサイト「中国ネット」で最近、最も影響力のある中華圏文化人の選出が行われた。3000万人以上が192人の候補者を対象に投票したもので、テレサ・テン(鄧麗君)がトップ。2位はフェイ・ウォン(王菲)で、3位はジェイ・チョウ(周傑倫)と、ネットユーザーのお気に入りが明らかになった。

 7月24日から8月31日まで「中国ネット」の文化欄で募集した投票は、ネットユーザーからの熱い支持を受け、投票総数は3290万票に上った。候補者は文学、映画、音楽、美術、演劇、舞踊、歌劇、文人学者の8分野にわたった。

 文学分野では、老舎が第1位、香港・台湾の作家金庸、●(王偏に京)瑶、張愛玲各氏がそれぞれ5、6、7位に選ばれた。

 テレサ・テンさんは亡くなって14年になるが、多くの中国人にとって、彼女の歌声は今も新鮮に心に響いている。彼女の「愛国歌手」としての一面は、現在の若いファンたちには知られていない。

 「鄧小平を愛さず、鄧麗君を愛する」。美しくて優雅なテレサ・テンさんの歌は、80年代中国の経済開放の波に乗り、春風のように、共産主義イデオロギーで脆弱していた中国人の心を捉え、大陸全土を魅了した。共産中国当局は当初、彼女の歌を「ポルノ歌曲」としてレッテルを貼り、中国での放送を禁止したが、その後、様々なルートを通じて大陸でコンサートを行うよう、テレサ・テンさんを招待していた。 

 テレサ・テンさん自身も祖国である大陸への訪問を希望していたが、89年の天安門事件の発生により「大陸にはもう行かない。自国民を虐殺した政府が管理する国には行けない」として、招待をきっぱり断った。

 超スターとしてのテレサ・テンさんにとって、大陸訪問を実現できなかったことが、遺憾の一つだったに違いない。

(翻訳・編集/小林)

 (09/09/08 01:51)  





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