【大紀元日本10月16日】米ニューヨークのクイーンズ地方裁判所は13日、フラッシング地区のチャイナ・タウンで在米中国人の徐河(シーホー)被告が昨年10月に法輪功学習者を襲った事件を再審理した。この事件は、昨年5月ごろから多発していた、華人グループが法輪功学習者を襲う「フラッシング事件」のひとつ。事件の背景には、中国領事館の存在があったとされている。数十人の法輪功学習者が裁判所の前で集会を開き、中国当局が領事館を通じて海外の法輪功を迫害していると訴えた。
事件の発端は、昨年10月、フラッシング地区の自治会リーダー、マーサ・ワズクイズさん(Martha Flores-Vazquez)を法輪功学習者と勘違いした華人グループが、彼女に嫌がらせを始めたことだった。その様子をビデオカメラで撮影していた法輪功学習者の張徳容さんが、徐河被告に襲われ、ビデオカメラを破壊された。現場に駆けつけた警察が救急車を呼び、負傷した張徳容さんを病院に搬送した。後に、警察は第3級暴行罪、第4級傷害罪などで同被告を起訴した。
マーサさんの証言によると、当時、彼女は正体不明の華人グループから、テーブルを倒したなどと因縁をつけられ、嫌がらせを受けた。後に彼女が法輪功学習者ではないと知ったこれらの華人は、和解を求めてきたという。
マーサさんは、「もし私が法輪功学習者なら、このような仕打ちを受けるのか」と怒りをあらわにした。
昨年5月中旬から、米ニューヨーク・フラッシング地区のチャイナ・タウンで、中国共産党からの離脱運動を支援する法輪功学習者らが、相次ぎ謎の華人グループから脅迫、暴行を受けるという事件が多発していた。駐ニューヨーク中国領事館の彭克玉総領事が事件への関与をほのめかす電話の録音テープも公開されている。一方、彭総領事は公開されたテープに関して、沈黙を守っている。これまでに、23人の加害者が逮捕され、複数の被告が罪を認めている。
13日の集会に参加したジュディ・陳さんも、フラッシング暴行事件の被害者だという。ジュディさんの証言によると、昨年、同地区で彼女は華人グループに殴られ、頭部と顔を負傷し、「殺害する」という脅しを受けたという。ジュディさんは「中国当局の影響がアメリカに浸透している危険性を認識してほしい。中国共産党がアメリカの国土で、その血まみれな恐怖政治を密かに蔓延させていることに、警戒すべきだ」と訴えた。
(記者・李明、翻訳編集・叶子)
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