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民主と人権を訴えるため、ロンドン中国大使館前に集まった漢・ウイグル・チベット人ら(RFA)

漢・ウイグル・チベット人、ロンドン中国大使館前で、民主を求め抗議

 【大紀元日本10月2日】英国に亡命したウイグル人、チベット人、漢人のグループは1日、ロンドンにある中国大使館前で、人権侵害を繰り返してきた中共政権に抗議した。この日、政権樹立60周年を祝う中国大陸とは対照的に、大使館前では粛々と60回の鐘が鳴らされ、血塗られた中共の歴史を振り返る場面もみられた。ラジオ自由アジア(RFA)が伝えた。

 チベット民族の伝統衣装を身に付けたポポニンゼンさんは、「過去60年間、チベット人はどんな挫折や困難に見舞われても、自由と正義を貫いてきた。中共の脅威の前に、その信念は消えることはなかった」と述べ、圧政を敷く中共は、記念日を祝うどころではないと訴えた。また、宗教や政治的な理由で拘束された「良心の囚人」たちを解放するよう、中共政権に呼びかけた。

 
中共の全体主義に反対する人たち(RFA)

香港から英国エセックス大学に留学している王浄江さんは、額に「六四天安門事件を忘れるな」と書かれたバンダナをつけ、一党独裁を続ける中国当局を非難。少数民族に対する制圧や、人権問題などを改善すべきだと訴えた。少数民族が中国で受けた迫害について王さんは、漢人として罪を感じると話した。

 また、抗議者らは鐘を鳴らしながら、天安門事件、昨年3月のチベット弾圧、今年7月のウイグル暴動、法輪功(ファールンゴン)学習者への迫害などを振り返り、民主、自由、人権という普遍的な価値を享受できる日を願った。

(翻訳編集・余靜)

 (09/10/03 05:00)  





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