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脳波の指示に従い器械が動く(Nasa/Getty Images)

世界初:脳波でページがめくれる!=台湾

 【大紀元日本12月19日】

 台湾の南台科学技術大学の研究チームが開発した『脳波でページをめくる器械』は、人間の「脳波」が実際に利用できる存在であるということを世界に発表した。この器械は11月25日に、米国の測定機器製造メーカー「ナショナル・インスツルメンツ(National Instruments,NI)社が主催した『NI図形化システム・デザイン創業コンテスト』で3位を獲得した。

 私たちは、「脳波」という言葉を聞くとあまりにも漠然としていて、何であるかをはっきりと把握する事ができない、「脳波」とは別に抽象的な概念ではなく、具体的に存在する物質であり、さらに操作能力が備わっているということが、同研究チームにより証明された。

 同大学側の情報によると、電機工学部の陳世中(チェン・シゾン)教授、梁治国(リァン・チグォ)教授および経営学部の先生、蔡宗岳(チャイ・ソンユェ)氏が生徒を率いて、研究開発した器械の名前が「ページをめくろう!」である、研究開発チームに参加した生徒達は電機工学部の6人、経営学部の4人、そして経済学部1人の合計11人である。

 脳波(意念)で器械(ロボット)の腕をコントロールして本のページをめくらせるという発明は、全身不随の身体障害者の方たちにとって、嬉しい朗報である。例えば、読者が見たい本の前のページや後ろのページに進みたい時などは、手を動かしたり、声を出したりする必要はなく、脳波を器械に伝えれば、読みたいページに進むことができる。つまり、読む人はモニターにある矢印に注意し意識を集中して見つめることにより、視覚エネルギーを誘発し、複数の電線を通して信号を処理機に送りこみ、器械がそれを計算した上で指令を出すという仕組みである。

 チームのメンバーの説明では「右へ進みたい時に、右側にある光を見つめるだけで、その光が点滅し続け、脳波が測定される。自分が右へと思えば、右に進んでゆく。主に発した脳波が命令を出している」と語った。重度身体障害者の方たちの需要などに応じて、手の不自由な人も操作できる、世界初の『脳波でページをめくる器械』の開発に成功したメンバーたちは皆、喜びを表した。

 今現在、市場で販売されている『ページをめくる器械』は、すべて指を使うか、口を使って息を吹き込みコントロールするものである。チームの指導教授・梁治国氏は「ページをめくる器械の使用者がモニターを見つめていれば、脳波の測定ができ、脳波の指示に従い器械が動く仕組みで、全身不随の方々にとって優しい発明である」と示した。この器械は、同時に脳波が実際に存在する物質であることも証明した。

(翻訳編集・豊山)


 (09/12/19 05:00)  





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