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アジア人と白人 文化の違いは脳にあり?=米研究

 【大紀元日本4月28日】「外国人の上司と、何となくウマが合わない」「英語は話せるけど、ジョークが分からない」といった悩みを抱えていないだろうか?言葉の壁は乗り越えても、その奥にある文化の差異は思ったより深いようだ。最新の研究によると、人が他人を見た時に抱く印象は、アジア人と白人で全く異なることが脳の観察によって分かったという。

 米ミシガン大学の心理学部教授・北山忍氏は、ヨーロッパ系アメリカ人とアジア系アメリカ人の生徒たちに、ある人物の顔とその人の行動を見せ、覚えるよう指示した。例えば、ジュリーという女性の顔が表示された後、彼女は毎晩、就寝前に火災報知機が壊れていないかチェックするという文字が浮かぶ。生徒らは次のセッションで、ジュリーが実は「勇敢」で「凛々しい」性格であると告げられるが、すでにジュリーに対して慎重で神経質という印象を持っていたヨーロッパ系アメリカ人たちは、脳波が「驚き」を示す曲線を描いた。一方、アジア系アメリカ人たちには、そのような脳波の動きは観察されなかった。アジア系グループは、ジュリーの性格に対する「思い込み」を持たなかったと思われる。

 他人をどう認識するかについては、文化圏によって大きく異なると北山教授は指摘する。教授によると、「人の行為に対してとっさに抱く考え」は意図的に訓練されたものではなく、脳の深部で決定されている。「私たちは、文化は服のようなものだと考えがちです。それを脱げばみんな同じ人間だ、というようにです。それは一部、真実かもしれませんが、今回の研究は、文化はそれよりもっと深いということを示しました」と北山教授は話す。

 同論文は、米ジャーナル誌・科学的心理学会(Association for Psychological Science)に掲載された。

 
(翻訳編集・郭丹丹)


 (11/04/28 07:00)  





■キーワード
文化  アジア人  白人  研究  心理学  性格    


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