「人体の不思議展」死体は誰か ハーゲンス博士にDNA鑑定要求

2013年07月24日 12時50分

【大紀元日本7月24日】死体標本となった人物は誰なのか。ドイツの解剖学者グンター・フォン・ハーゲンス氏の死体保存法を用いて、生々しい肉体内部をさらした死体がポーズを取る展示会「Body Worlds(人体の不思議展)」。不透明だった遺体の出所を明確にするため、最近、中国問題に詳しいジャーナリストが同氏に対し、同館に設置された標本のDNAサンプルの提出するよう申し立てた。

 誰なのかわからない死体達は十数年も世界を周り、数千万人の目にさらされてきた。世界各地の展示会でハーゲンス氏は2億ドル以上の富を得たと報じられている。現在、数カ国で倫理上の問題が指摘され、開催が禁じられているが、一方で、現在もヨーロッパ巡回展が行われ、米国ニューヨーク中心地タイムズスクエアでは同氏の「作品」が屋外無料展示されており、「死体イベント」がいまだ催されている。

 ジャーナリストのイーサン・ガットマン氏は今月12日、オーストリア国立歴史博物館の前で、DNA提出は、この展示会に係る一連の問題を明らかにするための材料となると集まった報道関係者のインタビューに答えた。また、主催者側は死体は白人と主張しているが、展示中の数人の女性標本の足や体格は異常に華奢で頭は小さいため、中国人である可能性をガットマン氏は指摘した。

 ガットマン氏は、中国が当局や軍、医療機関などが組織ぐるみで法輪功学習者を含む囚人から臓器を強制奪取し、移植用に売却している問題「臓器狩り」について調査し、この事件で数万人が殺害されたと主張する人物。

 ハーゲンス氏は1999年から中国遼寧省大連市に建設した死体加工工場で死体標本を量産し、世界各地の展示会に供給していた。当時の江沢民政権で、大連市長だった薄熙来氏はこの「死体ビジネス」を支持し、巨万の富を得ていたと伝えられている。死体はいまだに身元が分かっていないが、同年から始まった迫害政策により不当に投獄された法輪功学習者である可能性をドイツ大手紙などが報じている。

姚家刑務所で酷い拷問を受けた、法輪功学習者の朱航氏。99年9月撮影。元大連理工大学准教授(明慧ネットより www.minghui.jp)

 

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