G20出席の習近平国家主席、抗議の嵐に遭う

2014年11月18日 17時35分
【大紀元日本11月18日】オーストラリアで開かれたG20サミットを終え、現地時間17日、同国議会を訪れた中国の習近平国家主席。訪問に合わせて、議会前の広場で中国の人権問題を抗議する複数の団体が集会を開いた。豪州国営通信社AAP通信社が報じた。

 黄色いTシャツ姿の法輪功学習者およそ120人余りが、中国で収容中の学習者に対する組織ぐるみの臓器収奪を訴えるなど、法輪功弾圧をやめるよう求めた。

 AAPの取材に応じた女性は記者に対し、「アボット首相には、習近平主席に中国の人権問題、特に法輪功弾圧問題を提起してほしい」「労働教養所や刑務所に監禁されている大勢の法輪功学習者は臓器を摘出されてから殺された」と話した。

 法輪功は中国の伝統気功で、弾圧が始まる1999年7月まで、中国国内で約1億人の愛好者がいたと言われる。

 チベット人権団体もこの日、同じ広場で集会を開いた。メンバーの一人は「チベットは自治区と位置づけられているが、名実がまったく伴っていない」と指摘し、習近平氏に対し、チベットへの厳しい統治政策を緩和するよう促した。

 一方、赤い帽子をかぶり、中国の国旗を振り回す中国人留学生らも「習主席を歓迎する」と広場に集まった。「大使館に動員され、手当を受け取っている」といわれている彼らだが、代表の一人は取材に対し、「自発的行為である」と強調した。

(翻訳編集・叶子)


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