国家安全部副部長が失脚か 海外諜報活動を担当=香港メディア

2015年01月13日 16時16分
【大紀元日本1月13日】中国国家安全部の馬建(56)副部長は収賄などの疑いで身柄拘束されていると、香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」は11日に情報筋の話として報じている。

 それによると、馬副部長は昨年12月に失脚した令計画・前政治協商会議副主席令計画氏に近い人物であるため、令氏への調査の一環として捜査が及んだとみられる。さらに、令氏に多額な贈賄を行なった疑いで調査を受けているIT大手、方正集団の李友元最高経営責任者(CEO)からも、3000万ドル(約36億円)の贈賄金を受け取ったという。また、馬副部長の親族は李氏からの便宜で投資活動を通じて多額な利益を得たとして、当局に連行されたとの情報がある。

 馬氏の経歴はこれまでほとんど公表されていない。海外華字メディアによると、同氏は江西省出身で、大学卒業後、国家安全部に入り、在外機関、留学生を監視する対外保防偵察局(第十局)に配属された。その後、30年にわたり同部で出世を重ね、2006年から副部長に就任した。

 また、同部のもう一人の副部長邱進氏は周永康氏らの指示を受け、すでに逮捕された北京市国家安全局の梁克前局長とともに、中国最高指導部メンバーを盗聴した疑いで調査を受けていると伝えられている。

 国家安全部は周永康氏がトップを務めた中央政法委員会の管轄下にある。習近平指導部は周氏の残党を一掃するために同部にメスを入れた可能性が高い。

 幹部の腐敗を取り締まる党中央紀律検査委員会は同氏の身柄拘束を発表していない。


(翻訳編集・江音)
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