全世界華人新年の夕べ NY特別講演は満席、政治要人らが鑑賞

2005/02/09
更新: 2022/09/01

【大紀元2月5日】(ニューヨーク=大紀元記者何ヘイ報道)新唐人テレビの企画した全世界華人新年の夕べが4日、ニューヨークで開かれ、注目を浴びた。当日は、チケットは完売し、劇場はさらに席を300増やしたという。会場にいた5千人余りの観衆は熱心にショーを鑑賞し、惜しみない拍手が送られた。神話伝説と中華伝統文化をテーマに、そのほかに、西洋オベラや器楽演奏もあった。したがって、これは、全世界の中国人が新年を祝う夕べでありであると同時に、ニューヨーク市民にとっても中華文化を知る良い機会にあったろう。ニューヨーク州知事が祝電を寄せ、夕べに参加した観客とニューヨーク在住の中国人住民に新年の祝い、2月9日は中国黄帝紀年の4703年目の記念日であり、ニューヨーク州の記念日にすると宣言した。

州知事は祝電の中で、「わが州には、地球上の各地からさまざまな民族が渡って来ており、その民族の文化と伝統ある歴史を有していることを非常に誇りに思っています。ニューヨーク市民は、今日、中国系の人々と一緒に中国の旧正月を祝うことを非常にうれしく思っているでしょう。中国の干支によると、今年は酉年です。酉は勤勉と力強さを表しています。これは私たちニューヨーク州の人々の特徴でもあると言えるでしょう。私たちの多くの中国系市民は、この国の繁栄のために、そして、わがニューヨーク州の特有な多文化のために貢献してくれました。私たちは、一緒に中国の旧正月をお祝いしたいと思います」と話した。

 

賞状を読み上げるニューヨーク州知事代表ケリー・ジョンズ氏

 

同日夜、全世界華人新年夕べが開催する前、新唐人テレビは、マディソン・スクエア・ガーデン劇場のレストランにて、各界の要人を招待してパーティーを開いた。ニューヨーク州政府、そしてニューヨーク市議会はパーティーの席上で、新唐人テレビに賞状を授与した。多くの連邦議会議員、州議会議員、そしてビジネス界と多くの各界の人々が今回のパーティーに参加したという。

新唐人テレビ会長の李_zhong_氏は冒頭、新唐人テレビのここ数年を振り返って、「新年の夕べが観客の皆さんに喜びを与え、全世界の華人にとって今年はより良い一年でありますように」と祝辞を述べた。

ニューヨーク州パタキ知事は、新唐人テレビへの賞状の中で、中国旧正月である2月9日はニューヨーク州の祭日となると宣言し、中国系メディアとしての新唐人テレビは全世界、アメリカ、そしてニューヨーク州の繁栄とその多文化のために貢献したことを称えた。また、州知事は中国系州民に酉年を祝う挨拶もした。

ニューヨーク市議会のロベス議員は、新唐人テレビに対して賞状を授与した時、「中国の正月の由来は、古代の人々が海からの

 

「正月の伝説」を演ずる天姿舞踏団の皆さん

 

怪獣「年」を自分たちの村から追い出したという勝利を祝うためであったということを聞きました。今回の新年夕べのテーマは神話と伝説であります。この中で、皆さんは芸術を通じてこの伝説を教えてくれました。中国人の先祖たちは『天を敬い、命を知る』というように大自然と調和して共存していました。中国人は深い精神的な伝統を持っています。これは彼らの千年以上にわたる佛教や道教への信仰と深く関わっています。今日、新唐人テレビが主催する伝統文化を伝えるようなイベントは大変重要です。なぜなら、多くの中国人は文化大革命によって、例えば正月の伝説のような、自分たちの文化そして伝統に対する記憶はもうあまり残っていないでしょうから」と話した。

台北経済文化所所長・夏立言氏は、挨拶の中で、「新唐人テレビはこの二年間に注目すべき発展を果たしました。新唐人は中国とアメリカとの間のもう一つ架け橋となったのです」と言った。

また、アフィニティー・ヘルス・プラン(Affinity Health Plan)会長のブルーストン女史(Maura Bluestone)も、新唐人テレビは、ニューヨーク市の異文化交流を推進するために大きな役割を果たしていると賞賛した。

新唐人全世界華人新年の夕べ企画部は、ニューヨーク州パタキ知事(George E. Pataki, Governor)、州議員のメルテスー氏(Serphin R. Maltese)から、また、ニューヨークブルーロン第10区国会議員のターンス氏(Edolphus Towns)から祝電をもらった。

出席した多くの要人は、お祝いの挨拶を述べ、新唐人テレビなどの中国語メディアが新年、大きな成功を収めるようにと祝福した。

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