香港経済短信 9月19日

2006/09/20
更新: 2006/09/20

【大紀元日本9月20日】

市場模様眺め 米国金利動向窺い

米国金利の動向を窺い株式市場は模様眺めの展開となった。火曜の市場は24ポイント上げで始まり17,400台で下げ圧力が働き、後場は軟調、最大72ポイント下げ。ブルーチップ銘柄は個別に買われ不動産関連は軟調。ハンセン指数終値17,346.70.下げ40.51或いは0.23%、値動き17,314-63-17,426.47出来高64億香港ドル。

香港6-8月失業率4.8%

政府統計に依れば6-8月の失業率は4.8%となり5年ぶりの低水準となった。5-7月の数値4.9%に対しても0.1%下げた。就業不足率は2.6%から2.4%へ下がった。政府スポークスマンに依れば失業率低下は持続する経済成長のおかげであると言う。香港の総就業人数347.4万人で過去最高。期中の総労働人口は366.3満員で新記録。新卒者も速やかに労働市場へ組み込まれ現時点で大量のポストに秋が見られると言う。

モルガンスタンレー、HSBCホールディングを高く評価

投資銀行モルガンスタンレーは、HSBCホールディング(0005)投資格付けを「市場に合わせて成長」から「独自に大相場」へ評価を上げた。目標価格として150-157香港ドルとした。モルガンスタンレーはHSBCホールディングは十分な資金があり将来配当増も期待され05-07年に掛けての一株利益増加率は8%で一株当り配当増加率は15%。 モルガンは更に07年の期待収益の大幅増によって収益率が5.4%になるとしている。

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