【食品問題】屋台のから揚げで1歳児が死亡=北京

2011/04/28
更新: 2011/04/28

【大紀元日本4月28日】中国で食中毒事件が頻発している。北京では21日、1歳の幼児が屋台で売られていた鶏のから揚げを食べて死亡した事件が起きた。死因はから揚げに使われた亜硝酸塩の過量摂取だという。

京華時報によると、鶏のから揚げは幼児の父親が当日午後3時に屋台で買ったもの。幼児が口にして30分後に全身が震え出し、唇が紫色になり泣き止まなくなったという。その後、病院に運ばれたものの1時間後に死亡が確認された。から揚げを食べた幼児の家族2人も嘔吐の症状が出ている。

亜硝酸塩は「工業塩」とも呼ばれ、外観と味は食塩に似ている。食品添加物として肉類製品に使われるが、0.3グラム以上の摂取は中毒症状を起こし、3グラム以上摂取すると成人でも死に至るという。今回のから揚げに使われた亜硝酸塩の量は安全基準を超えたものとみられ、警察は屋台のオーナーの身柄を拘束した。

また、今月7日にも、甘粛省で牛乳に亜硝酸塩が混入されたため、飲んだ乳幼児3人が死亡する事件が起きている。

一連の食中毒事件をめぐってネットユーザーたちは、「食品から衣服、道徳に至るまで、毒のないものはあるのか」「中国には食品安全たるものはない。幹部は皆ポケットに金を入れることで忙しい」「28歳まで生きたオレは幸運だ」などと不安と怒りの声をあげている。

(翻訳編集・余靜)
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