まるで本物、でも犯罪使用が心配 中国ネット上で販売される精巧な顔マスク

2011/06/27
更新: 2011/06/27

【大紀元日本6月27日】中国のネット販売サイトでは最近、本物の顔と区別できないほど精巧な面具マスク)が販売され、議論をよんでいる。

同サイト上には、同一人物の変身前と変身後の写真が貼りだされていて、どちらが本人の顔で、どちらが面具をつけた顔か見分けられないほどだという。

本紙記者が、中国の大手ネット販売サイト・淘宝網で「易容面具」というキーワードで検索すると、数十点の該当商品がリストアップされた。販売価格は概ね550元~3000元(約6600円~36000円)。

ある商品の説明書によれば、オプション価格も設定されていて、面具の厚さのリクエスト(0.1mm~0.3mm)や、ひげや眉などの特注もできる。毛穴まで施され、肌色やしわが本物の皮膚と区別できないほどであり、装着と手入れは簡単で繰り返し使用できるという。 

また、説明書には「違法な使用を禁止する。違反者は自己責任である」とも記されている。

中国のインターネット上では、この面具の「用途」について熱い議論が交わされており、その中には「犯罪などに悪用されるのではないか」という懸念の声も少なくない。

現実には、これに類似する面具を使った犯罪がすでに摘発されている。

昨年10月、この種の面具を悪用した不法入国事件がカナダで摘発された。中国系の若い男が「老人」の面具を装着して入国しようとしたもので、カナダ入国管理局は同事件について「信じ難い変装事件だ」とコメントしている。

(記者・徐亦揚、翻訳編集・叶子)
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