正恩氏、ポンペオ米国務長官と「生産的」な協議=KCNA

2018/10/08
更新: 2018/10/08

[ソウル 8日 ロイター] – 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、7日に行ったポンペオ米国務長官との会談について、「生産的ですばらしい」協議ができたとの認識を示した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が8日に伝えた。

KCNAは「金委員長はポンペオ長官との生産的かつすばらしい協議で相互の立場が完全に理解され、意見交換が行われたことに満足感を示した」と伝えた。

また、2度目の米朝首脳会談に向けた実務協議をできるだけ早期に行うことで双方が合意したとし、「ポンペオ長官とともに、金委員長は朝鮮半島情勢の前向きな動きを評価し、非核化問題や双方の懸念の解決に向けた提案を詳しく説明するとともに、建設的な意見交換を行った」と報じた。

金委員長は、「両国首脳間の深い信頼を基に」両国の対話は好ましい形で進むとの見方を示し、6月の首脳会談での合意事項の実行に向けたトランプ大統領の真摯な努力に感謝を表明したという。

米国務省のナウアート報道官は、金委員長が北朝鮮北東部の豊渓里にある核実験場に査察官を招待したと明らかにしているが、KCNAはこれには言及しなかった。

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Reuters
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