[ワシントン 28日 ロイター] – 米国務省のモーガン・オータガス報道官は28日、北朝鮮の大量破壊兵器を巡るあらゆる計画は国連安保理決議に違反していると述べた。
報道官は北朝鮮による最近の飛翔体発射に関する問いに対し、「北朝鮮の大量破壊兵器を巡るあらゆる計画は国連安保理決議と矛盾する。しかし、米国の焦点は北朝鮮の大量破壊兵器計画の平和的な終焉で交渉を試みることだ」と答えた。
北朝鮮による最近の飛翔体発射を巡っては、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が25日、短距離弾道ミサイルが含まれていたとして、安保理決議違反は「疑いようがない」と指摘。
一方、トランプ米大統領は27日、「政権幹部は違反の可能性があると考えているようだが、私の見方は異なる」とし、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長はおそらく「注目を集めること」を望んでいたと述べた。
報道官によると、国務省は北朝鮮による最近の飛翔体発射に弾道ミサイルが含まれていたかについて判断をまだ公表していないという。
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