[ワシントン 29日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は29日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]が中国政府から指示を受けているとの見方を示した。
ポンペオ氏はフォックス・ビジネス・ネットワークとのインタビューで「ファーウェイは中国政府の道具」と指摘。「両者は密接な関係にある。それは米国人には理解しがたいものだ」と語った。
ファーウェイは28日遅く、同社の製品を米政府機関が調達することを禁じる米国防権限法(NDAA)は違憲だと訴えた裁判で、審理を省略できる略式判決を米テキサス州の地裁に申し立てた。
28日に収録されたインタビューでは、同裁判に関するコメントはなかったが、ポンペオ氏はファーウェイが国家安全保障上の脅威であることを強調。「米企業は米政府に協力、つまり米国の法律を順守している。ただ米国の民間企業に対して大統領が指示することはない。この点において中国とは大きく異なる」とした。
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