米、ポーランドに軍1000人展開 ロシアの脅威に対抗

2019/06/13
更新: 2019/06/13

[ワシントン 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、ロシアの脅威に対抗するためポーランドに米軍1000人を展開すると表明した。

トランプ氏はこの日、ポーランドのドゥダ大統領と会談。両首脳は軍事協力に関する共同宣言に署名した。ドゥダ氏は共同会見で、ロシアの脅威への対抗や西側との連携強化に向け軍部隊の追加投入が必要と強調。「ロシアは常にわが国の領土の占領をうかがっている」と語った。

トランプ氏は「ポーランドや米国がロシアと素晴らしい関係を築くことができるよう期待している」とした。

ポーランドは昨年、最高裁判所判事の定年を引き下げる新法を導入。これにより現職判事の3分の1程度が退職を余儀なくされるが、こうした動きを支持するかとの記者の問いに対し、トランプ氏は「支持しない」と応じた。

Reuters
関連特集: 国際