大紀元時報

香港デモ、警官隊と衝突後は小康状態 中環エリアで緊張続く

2019年06月13日 08時48分
6月13日、香港の「逃亡犯条例」改正案撤回を求める大規模デモの一部参加者が12日、立法会(議会)敷地内に突入して警官隊と激しく衝突し、負傷者が発生した。写真は香港で催涙ガスを使用する警察。12日撮影(2019年 ロイター/Athit Perawongmetha)
6月13日、香港の「逃亡犯条例」改正案撤回を求める大規模デモの一部参加者が12日、立法会(議会)敷地内に突入して警官隊と激しく衝突し、負傷者が発生した。写真は香港で催涙ガスを使用する警察。12日撮影(2019年 ロイター/Athit Perawongmetha)

[香港 13日 ロイター] - 香港の「逃亡犯条例」改正案撤回を求める大規模デモの一部参加者が12日、立法会(議会)敷地内に突入して警官隊と激しく衝突し、負傷者が発生した。その後も数千人の人々が立法会周辺にとどまっているものの、いったん小康状態となっている。

ただ別の数千人が立法会から商業地区の中環(セントラル)エリアに後退したため、今度は同エリアで衝突が起きる可能性もあり、緊迫感は消えていない。

立法会へのデモ参加者の突入を阻止した警官隊は休憩したり、部隊再編などを行ったもよう。デモ参加者側はなお意気盛んで、新たに水やゴーグル、ヘルメットといった装備の供給を受けた。

12日の衝突では警官隊がゴム弾や催涙ガス、こしょうスプレーなどを発射し、医療当局によると、現地時間午後10時までに72人が病院に搬送され、うち2人は深刻な状態にあるという。

香港政府トップの林鄭月娥行政長官は、デモが暴動に発展したことを非難するとともに、中国本土への容疑者引き渡しを可能とする逃亡犯条例改正案の撤回と審議先送りを拒否している。人権については裁判所が個々のケースに応じて配慮するというのが政府側の言い分だ。

しかし有力弁護士や人権団体などを含む改正案反対派は、拷問や自白の強制、恣意的な拘束、弁護士への接見制限などに象徴される中国本土の司法制度への不信感をあらわにしている。


6月13日、香港の「逃亡犯条例」改正案撤回を求める大規模デモの一部参加者が12日、立法会(議会)敷地内に突入して警官隊と激しく衝突し、負傷者が発生した。写真は香港で催涙ガスを使用する警察。12日撮影(2019年 ロイター/Athit Perawongmetha)
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