トランプ氏、アップルCEOと会談 貿易など協議

2019/06/14
更新: 2019/06/14

[ワシントン 13日 ロイター] – トランプ米大統領は13日、米アップル<AAPL.O>のティム・クック最高経営責任者(CEO)と会談し、貿易問題などについて協議した。

両者の会談は、トランプ氏の長女で大統領補佐官のイバンカ・トランプ氏が技能開発に関するイベントで明らかにした。

クックCEOはホワイトハウスを頻繁に訪れており、イバンカ氏が主導する技能訓練や教育関連の取り組みにも協力している。

トランプ氏は、米国に雇用と投資を呼び戻したビジネスリーダーとして度々クック氏を挙げ、同氏を評価している。

ホワイトハウスのディア報道官によると、両氏は13日、貿易や投資、移民、プライバシーなどの問題について協議した。

アップルからのコメントは現時点で得られていない。

両者の会談は、トランプ氏が対中関税引き上げ方針を実行に移すかどうか検討しているタイミングで行われた。

トランプ氏は今月末の大阪での20カ国・地域(G20)首脳会議後に決断を下すとしており、G20での習近平・中国国家主席との会談に期待を示している。

これまでのところ、携帯電話やタブレット端末などの家電メーカーは関税の影響を受けていないが、次回の関税引き上げでは影響を受ける可能性が高い。

Reuters
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