大紀元時報

米副大統領、EUに英国との「誠意ある」離脱交渉促す

2019年09月04日 11時01分
ペンス米副大統領は3日、欧州連合(EU)が「誠意を持って」ジョンソン英首相との交渉に臨み、英国の主権を尊重する離脱協定で合意するよう促した。写真はアイルランドのバラッカー首相(右)と会談するペンス氏(2019年 ロイター/LORRAINE O'SULLIVAN)
ペンス米副大統領は3日、欧州連合(EU)が「誠意を持って」ジョンソン英首相との交渉に臨み、英国の主権を尊重する離脱協定で合意するよう促した。写真はアイルランドのバラッカー首相(右)と会談するペンス氏(2019年 ロイター/LORRAINE O'SULLIVAN)

[ダブリン 3日 ロイター] - ペンス米副大統領は3日、欧州連合(EU)が「誠意を持って」ジョンソン英首相との交渉に臨み、英国の主権を尊重する離脱協定で合意するよう促した。

ペンス副大統領はこの日アイルランドを訪問し、バラッカー首相と会談。会談後の共同記者会見で、英国のEU離脱協定案の争点となっているアイルランド国境問題の解決策 「バックストップ(安全策)」に言及し、「米国は、いかなる離脱協定も北アイルランド紛争の和平合意『ベルファスト合意』を尊重する内容となることを確実にするため、引き続き英国とアイルランドに働き掛けていく」と語った。

同時に「離脱期日が迫る中、誠意を持ってジョンソン首相と交渉し、英国の主権を尊重する合意にこぎ着け、商取引への悪影響を最小限とするようアイルランドとEUに要請する」とした。

バラッカー首相は、ベルファスト合意を損なうリスクを阻止するため、アイルランドがEUと前英政権が合意した離脱協定を堅持する必要があると強調。「どうかこのメッセージを米政権に伝えていただきたい」とペンス副大統領に語った。

ペンス氏は記者団に対し、英国とEU双方が誠実に交渉の席に着けば、英国が10月末の期日にEUを離脱することは可能との考えを示した。

また、バラッカー首相から中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の問題を引き続き精査するよう求められたと明らかにした。

ペンス氏はこの後、英ロンドンを訪問する。

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