大紀元時報

武漢市郊外で新たな4000人収容施設との情報 「操業再開」急ぐためか

2020年03月16日 17時19分
武漢で新たな4000人分を隔離できる収容施設が設置されている(スクリーンショット)
武漢で新たな4000人分を隔離できる収容施設が設置されている(スクリーンショット)

中国のインターネット上には、武漢市郊外に新たな臨時隔離施設が設置されているとの情報がある。周囲には送電網と有刺鉄線が設けられており、病院ではなく収容所だと指摘する声も上がっている。中国当局は3月10日、武漢市の臨時隔離施設にいる患者が治癒し、または入院可能になったため、14カ所の施設を全て閉鎖したと公表した。

15日、民主活動家の楊占青氏がツイッターに投稿した動画によると、ずらりと並んだプレハブの収容施設は、武漢第4環状道路の脇に設けられている。この動画のなかで録音された女性の話によると、施設に鉄条網や電気柵が設置されており、中に入っている人は容易に外に出られないという。

ネットユーザーたちは、これらの施設の開設が、企業を早急に操業再開させるための当局の措置だと見ている。

ツイッターユーザーは、郊外に新設された施設を「強制収容所」に喩えている。

中国官製メディアは、「中国が現在、世界で最も安全な国」だと主張している。

米議会が支援するメディア、ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、武漢の隔離施設でボランティアとして活動した人物の話として、患者を一斉退去させた目的は政治的なもので、実際には患者はまだ症状があり、帰宅後に家族に感染させる恐れが十分にあるという。

「新規の患者の発生数を下げて、退院数を引き上げる目的だ」と同情報筋は述べた。

15日、隔離施設に勤務する医師の話がネット上に流れた。この医師によると、施設では、血液検査をしないようにという指示があるという。「血液検査をせず、CTで影の吸収が認められれば退院を許可している。本当に恐ろしいことだ。これは政治的に治ったのであって、医学的に治癒したのではない」

中国の中共ウイルス(新型コロナウィルスとも呼ぶ)肺炎診療ガイドライン(試行第七版)では、血液検査による感染の確認を推奨している。

15日、湖北省孝感市と天門市では、日中に封鎖が解除されたが、夜に再び警察車両が出動して地域は閉鎖された。

(翻訳編集・佐渡道世)

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