バイデン氏「米軍を政治利用しない」、国防総省訪問で

2021/02/11
更新: 2021/02/11

[ワシントン 10日 ロイター] – バイデン米大統領は10日、前政権とは異なり、自身は軍最高司令官として、決して米軍を政治的に利用しないと表明した。軍のダイバーシティー(多様性)の重要性も強調した。

バイデン大統領は就任後初めて国防総省を訪れ、「米軍を侮辱、軽視、政治的に利用することは決してない」と言明。「これは個人的な信念だ」と述べた。病死した長男のボー・バイデン氏はイラク従軍経験があった。

さらに「現時点で、白人以外の人たちが現役部隊の40%超を占める。国防省内のあらゆる階層でダイバーシティーが反映されなければならない」と語った。

バイデン大統領が指名したオースティン国防長官は、アフリカ系米国人として初の国防総省トップ。

Reuters
関連特集: 国際