米司法省は28日、米通信大手Tモバイルの企業機密を窃盗したとして、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と、孟晩舟・最高財務責任者(CFO)と同社の子会社を起訴した。訴状は、ファーウェイの米子会社の社員が、Tモバイルのロボット技術を盗み出した一部始終を詳細に記述した。また、ファーウェイは社員に対して、ライバル企業の機密情報を盗むよう奨励していると指摘した。
2019/01/31
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は1月26日、米中対立が深まり新時代の軍事設備の競争が進行中だと主張した。この軍備とは、ミサイルなどの伝統的な兵器ではなく、5G網の支配を指す。
2019/01/28
中国元政府高官はこのほど、昨年12月に急死した中国系米国籍物理学者の張首晟氏について、張氏が15歳に上海名門、復旦大学物理学部に入学した当初から、中国当局が主導する西側のハイテク情報窃盗に関与したと明らかにした。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が23日伝えた。
2019/01/25
中国共産党政権のスパイ活動加担が疑われる中国電子大手ファーウェイ(華為、HUAWEI)に対して、米国やその同盟国である日本などは、排除方針を示してきた。台湾もこのたび、政府機関内でファーウェイ社やレノボ社製品の政府機関での使用を禁止する。
2019/01/24
中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する世界各国政府の姿勢が一段と厳しくなっている。ドイツ政府は、同国の次世代通信規格(5G)移動通信網整備からファーウェイの技術と関連設備を排除すると検討している。独紙ハンデルスブラットが17日報道した。
2019/01/19
米連邦検察当局は、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が米企業から機密商業情報を窃盗したとして、現在調査を進めており、近くファーウェイを起訴する可能性がある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が16日伝えた。
2019/01/18
英オックスフォード大学は、中国の大手電子技術ファーウェイ(華為科技、HUAWEI)から、新たに研究費支援や寄付を受け付けることを停止した。
2019/01/18
中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)創業者で最高経営責任者(CEO)を務める任正非氏(74)は15日、広東省深セン市にある本社で、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)など海外メディアの取材に応じた。取材は2時間余り続いたという。
2019/01/18
伝えられるところによると、中国ファーウェイ(華為科技、HUAWEI)は早くて19年前から、通信技術を中東のテロ組織に販売し、活動を支援していた。
2019/01/16
若者に人気の短編動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」について、米シンクタンクはこのほど、ユーザー個人の情報が中国当局に渡っている恐れがあると報告した。この中国開発アプリは、通信大手の華為技術(ファーウェイ)と同様に、中国諜報機関のために情報収集をしているという。
2019/01/15
チェコのアンドレ・バビシュ首相は18日、内閣内で働く職員に対して、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)製スマートフォンなどの使用を禁止した。これに続き、チェコの産業貿易省も、同省の職員にファーウェイ製品の使用を禁じた。チェコは、欧米各国のファーウェイ排除に加入した最初の東ヨーロッパの国だ。
2018/12/20
カナダ政府は19日、中国当局が新たにカナダ人を拘束したことを明らかにした。12月1日、カナダ政府が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)を逮捕した以降、カナダ人の拘束は3人目となった。
2018/12/20
カナダ政府が12月1日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)を逮捕した以降、中国当局は中国国内に滞在していたカナダ人2人を拘束したことが伝えられた。拘束された2人のうちの1人で、カナダ元外交官のマイケル・コブリグ(Michale Kovrig)氏が現在所属するシンクタンク「国際危機グループ(ICG)」の責任者は16日、各国の企業に対して、中国への駐在員派遣を「慎重に」と警告した。
2018/12/18
インドの電気通信事業当局はこのたび、同国安全保障担当に国家安全上の問題が生じるとして、中国ファーウェイ(華為科技)が製造する電子通信機器の輸入を禁止するよう求めた。
2018/12/18
米国、オーストラリア、ニュージーランド、日本などはこのほど、次世代移動通信システム(5G)に中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品を使用しないと決めた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は8日、米政府のファーウェイ排除が「10年に及ぶ成果だ」と報じた。
2018/12/12
国際NGOの国際危機グループ(ICG)によると11日夜までに、同組織の北東アジア上級顧問マイケル・コブリ氏が中国で拘束された。同氏はICGの仕事のために中国にいたという。
2018/12/12
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の最高財務責任者(CFO)を務める孟晩舟氏が10日、対イラン経済制裁をめぐる詐欺容疑で、米政府の要請を受けたカナダ政府に拘束された。中国外交部(外務省)は8日と9日、カナダと米国の駐中国大使をそれぞれ呼び、強く抗議した。外交部は両国の大使に対して、孟容疑者を釈放し、同氏への逮捕状を直ちに撤回するよう要求した。
2018/12/11
量子スピンホール効果などで知られる中国系米国籍物理学者で、スタンフォード大学の張首晟(Shoucheng Zhang)教授(55)は12月1日に、米で突如亡くなったことが分かった。張教授は、米投資会社ダンファー・キャピタル(Danhua Capital)の創業者で、2009年中国当局のハイレベル人材召集計画「千人計画」に選ばれた。また、同氏は中国通信機器大手の華為科技(ファーウェイ」と近い関係にあったことから、中国国内外では、教授の死に関して関心が高まった。
2018/12/11
政府は、安全保障上の脅威とみなされた製品・サービスを政府調達で制限する。これにより事実上、中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品を排除することになる。ロイター通信と読売新聞が7日、複数の関係者の話として報じた。
2018/12/07
カナダ司法省は5日、バンクーバーで中国通信機器大手・華為(ファーウェイ)の副総裁兼最高財務責任者の孟晩舟氏を逮捕したと明らかにした。米国は対イラン制裁に違反した疑いがあるとして、カナダに逮捕を要請し、身柄の引き渡しも求めている。
2018/12/06
ニュージーランド最大の通信事業スパーク社は11月28日、次世代通信規格5Gの構築にあたり、中国情報技術大手ファーウェイの機器を使用しないと発表した。ニュージーランドの情報機関である政府通信保安局(GCSB)は声明で「著しい情報安全上の危険を確認している」と同社に警告していたことを明らかにした。
2018/11/28
米国政府は、サイバー安全保障上の危険性があるとして、中国人民軍との関連が強いファーウェイ(華為)の通信機器を避けるよう同盟国や友好国を説得している。米紙ウォールストリート・ジャーナルが22日、事情に匿名の米政府関係者の話として報じた。
2018/11/23
米議会の超党派諮問機関「米中経済安全保障調査委員会(USCC)」は14日、年次報告書を発表した。報告書は、中国当局の一帯一路経済圏構想、南シナ海での軍事化、ハイテク分野の政策、北朝鮮情勢への関与、香港・台湾などを言及し、中国当局による米国国家安全への脅威に強い懸念を示した。
2018/11/16
オーストラリア政府関係者が入手した機密調査報告書はあらためて、中国通信大手の華為技術(ファーウェイ)と中国当局が緊密的な関係にあるを指摘した。同報告書は、中国情報機関が海外ネットワークで浸透工作を展開する目的で、ファーウェイの社員にアクセス・コードの提供を強要したとした。豪メディア・ウィークエンド・オーストラリアン電子版が3日報じた。
2018/11/06
オーストラリアのサイバーセキュリティ対策当局長は10月30日、次世代ネットワーク技術「5G」は国の安全保障にかかわる重要インフラであるとして、外国企業の参入を制限しなければならないと述べた。
2018/11/02
次世代の無線通信技術5Gは、製造、医療、輸送などあらゆる業界に革命を起こす重要な最新技術だ。経済活動に欠かせない技術になるとみて、各国は早期の設置を急いでいる。同時に、大手通信企業の市場占有レースも始まっている。
2018/09/19
ロシア政府は、米国、オーストラリアに続き、問題視されている中国通信企業の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の通信設備に対する輸入規制を検討している。日本政府は、情報漏えい防止を目的に、両社に対して情報システム導入に関する入札から除外する方針を示したことがわかった。
2018/08/28
中国通信大手の華為技術(ファーウェイ)が23日発表した声明によると、オーストラリア政府が同社に対して、次世代高速通信システム(5G)技術を使った同国の無線ネットワーク市場への参入を正式に禁止したことがわかった。
2018/08/25
海外メディアによると、国家安全保障上などの理由で、トランプ米政権に厳しく規制された中国通信大手、華為技術(ファーウェイ)は米市場からの事業撤退を計画している。これに対して、ファーウェイ側は米国国内で「業務がないため、撤退などと言えない」と示し、実質上の撤退を認めた。
2018/08/08
オーストラリアのシンクタンク・戦略政策研究所(ASPI)の最新報告によると、企業援助を受けたオーストラリアの議員たちの海外視察旅行の回数は、中国の通信技術大手ファーウェイ(華為、HUAWEI)が最も多いことがわかった。視察先は同社拠点の中国深センだという。
2018/06/27