中国の「山西奥瑞生物材料」による違法な遺体の窃盗と売買事件は、医療業界のみならず、飲食業界においても遺体由来の製品が使用されているという衝撃的な事実を明らかにしている。
1990年代に米国に移住した中国政治学者の宋永毅氏(68)は、1960~70年代の文化大革命などの非常な時期に「シュビッツ収容所での集団虐殺よりもっと残酷の集団人食い」が起きたと告発している。その著書「広西文革機密档案資料」(電子ブック、米中国系出版社・明鏡出版社2016年出版)は、独自入手した中国当局の機密資料や各方面の調査結果として詳述した。概要を以下にまとめた。
2017/10/07