12日に長崎沖の排他的経済水域(EEZ)に侵入し、停船命令に従わなかったことで逮捕された中国漁船の船長は13日夜に釈放された。
中国漁船「瓊東漁11998号」は12日、長崎県五島市の女島の南西約170キロの日本EEZを航行中、漁業取締船に見つかった。立ち入り検査のために停船を命じられたのに従わず、逃走した。水産庁は漁業主権法違反の疑いで船長を逮捕した。
NHKによると、船長を含め11人が乗船していた。立ち入り検査を行った結果、取った魚は確認されなかったという。
水産庁は13日夜8時前、中国側から担保金の支払いを保証する書面が提出されたとして13日夜、釈放した。
木原稔内閣官房長官は「外国漁船による違法操業の防止及び抑止のため、今後とも毅然とした対応で取り締まり活動に取り組んでいく」と述べた。
水産庁が中国漁船を拿捕するのは2022年以来で、外国漁船の拿捕は今年初めて。
高市早苗首相は昨年、国会答弁で台湾有事に言及し、中国共産党が反発していた。今回の出来事を受け、日中関係がさらに緊張する可能性も指摘されている。
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