【特別取材】習近平主席、民主化へ歩み=元北京大学助教授

2015/11/27 00:09

 海外交流サイト・フェイスブック(Facebook)の部分解禁、中台初の首脳会談、次期党後継者の指名制廃止のうわさ。最近の中国政策は歴代の共産党政権と異なっている。元北京大学ジャーナリズム学部助教授・焦国標氏は大紀元の取材に対し、「習近平氏は民主化へと歩み始めている」との見方を示した。

 フェイスブックの部分解禁

 中国本土では利用禁止の世界最大ソーシャル・メディア、フェイスブックが最近、「利用できる」との声が中国国内ネット利用者の間で上がっている。ネット検閲と封鎖を緩和したものと考えられている。

 これについて、焦氏は「中国政局の安定さに相応して、部分解禁させるだろう」と見ている。また海外メディアへの封鎖について「比較的、国内情勢が落ち着いていれば、解禁される可能性もある」と述べた。

 台湾政策の変化

 台湾政策についても、「良い兆し」が見えるという。一つは11月7日に実現した分断後初の中台首脳会談「習馬会」で、もう一つは来年予定されている、孫文生誕150周年を祝う大規模な式典の開催だ。

 これまで共産党政権は、マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン、毛沢東の思想を党の『正統派』と見なしてきたが、孫文が含まれることはなかった。今までの党首は、自分の地位や正統性を守るため、台湾との関わりを避けてきた。しかし習近平氏は違う。以前の共産党政権ではありえなかった」と述べた。

 焦氏は、中台首脳会談で、習氏と馬氏は所属するそれぞれの政党(共産党、国民党)について全く触れず、「民族」や「同胞」という言葉を用いたことに注目。「中台は兄弟」とも発言した習氏は「文化や民族の面に立って構想している」と指摘した。

 そして、来年は蔡英文氏が台湾総統に当選すれば、ふたたび習氏との会談が行われると焦氏は予測した。

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