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7月26日、世界銀行、高金利と石油価格高でインドの経済成長が減速する可能性があると指摘。写真は6月、インドの労働者(2006年 ロイター/Adnan Abidi)

高金利・石油価格高でインド経済減速の可能性=世銀

 世界銀行は25日、高金利および石油価格高により、今後数年間にインドの経済成長が減速する可能性があり、成長の勢いを維持するため改革を速めるべきだという見解を示した。

 インド担当ディレクターのマイケル・カーター氏は開発政策報告で「高い金利水準と石油価格高は望ましいものとはいえない。次の数年間にインド経済成長が減速しても驚かないだろう」と述べた。

 そのうえで、インド経済の拡大は「国内要因」にも支援されており、成長の勢いを維持するため経済改革を加速するべきだと述べた。

 インドの2005/06年度の経済成長率は8.4%。インド中銀は、07年3月末までの06/07年度の成長率は7.5―8.0%になると予想している。

 政府は、今後数年間で成長率を10%まで押し上げたい意向だが、連立政権内などからの反対があり、一部改革の推進に苦慮している。

 世界銀行は、06年6月末までの1年間に16億ドルの融資を提供。07年6月までの融資を20億ドル超に拡大することを計画している。

(ロイター7月26日=ニューデリー)

 (06/07/27 08:23)  





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