インドのコロナ死者が2万人突破、感染者急増に歯止め掛からず

2020/07/07
更新: 2020/07/07

[7日 ロイター] – インドで7日、新型コロナウイルス感染症による死者数が2万人を突破した。政府がおよそ2カ月に及んだロックダウン(都市封鎖)の緩和に動く中、感染者数が急増している。

新規の感染者・死者数はともに、3カ月ぶりの高ペースで増加しているという。

インドでは7日、新型コロナによる死者が新たに467人確認され、累計の死者数は2万0160人となった。新規感染者は2万2252人で、累計では71万9665人。インドの新型コロナ感染者数は6日にロシアを抜き、米国、ブラジルに次ぐ世界3位となった。

ただ、ロイターの集計によると、インドは1万人当たりの死者数が0.15人で、米国の3.97人、英国の6.65人と比べると低い水準にとどまっている。

保健当局者は、死者数が向こう数週間で大幅に増える可能性があるとして、警戒感を強めている。インドの新型コロナによる死者数は、米国、ブラジル、英国、イタリア、フランス、スペインに次ぐ世界7位。

Reuters
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