中国株ファンドの4月末時点の純資産残高は、前月末比7.0%増の1兆0057億8700万円となり、初めて1兆円台に乗せた。前月比で増加したのは2カ月ぶり。投信情報サービス会社リッパーのデータをもとにロイターが集計した。
4月末時点で運用中の中国ファンドは追加型40本、単位型25本、ファンド・オブ・ファンズ(FOFs)2本の計67本。4月の新規設定は2本、償還はなかった。
ハンセン中国企業株(H株)指数が4.4%上昇するなど小じっかりした展開で、純資産を押し上げたもよう。香港ハンセン指数も2.6%の上昇。上海総合株価指数は20%を超える上昇をみせたが、人民元建ての中国A株で運用する投信は日本ではまだ少なく、香港ドル建てのH株の動きに連動する投信が多い。
純資産残高が最大だったのは、三井住友アセットマネジメントの「三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド」<62003515JP>で1138億円(前月1090億円)。「4月単月では解約額が設定額を上回ったが、H株指数の上昇で時価ベースの残高が上昇した」(三井住友アセット企画担当者)。中国株は2月末の急落後に回復しているものの、「相場を支えているのは主に中国の投資家とみられ、日本の投資家の間では以前ほどの人気はないようだ」(同担当者)という。
2位はHSBC投信の「HSBCチャイナオープン」<62003718JP>で694億円(同624億円)、3位は大和住銀投信投資顧問「チャイナ騰飛(トンフェイ)」<62004485JP>で675億円(同640億円)だった。3月にランクを1つ落とした「HSBCチャイナオープン」が2位に返り咲いた。
中国株ファンドには単位型の設定が相対的に多く、単位型の純資産残高は1797億3400万円と全体の18%を占めている。
4月末時点で純資産が300億円以上のファンド数は前月比2本増の12本。
[東京 7日 ロイター]
(07/05/08 10:56)
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