【大紀元日本8月28日】北京五輪が閉会する数時間前、河北省のカトリック教会正定教区の賈治国・主教が中国公安警察に逮捕されたことがこのほどわかった。
米国カトリック教会支援団体「龔品梅・枢機主教基金会」によると、賈治国・主教は中国現地時間8月24日、教会を兼ねた自宅で、拳銃を所持する警官6人に強制連行された。現時点において、逮捕の理由、現在の居場所などはわかっていない。
中国国内では当局がコントロールする「愛国協会」の下での宗教活動しか認められておらず、主教の任命は当局が行い、時には共産党幹部が選ばれる。そのため、バチカンに忠誠を誓う教徒はいわゆる「地下教会」(家庭教会)を結成、密かに信仰活動を行っている。地下教会は当局の取り締まりの対象であり、教徒は頻繁に脅迫され、時には逮捕・監禁される。
そのことについて、「愛国協会」の劉柏年・主教は、「外国の影響により、中国の社会主義制を支持していない者もいるが、そうした人たちは公で活動してはならない」と発言した。
龔品梅・枢機主教基金会によると、賈治国・主教は2004年以降、計11回逮捕されていた。1980年バチカンに主教と任命されてから、ずっと軟禁され、活動範囲は教会を兼ねた自宅に制限されている。訪問者との面会も必ず中国当局の関係者が同席する。
また、同基金会によると、中国国内では計35人のカトリック教会の主教が監禁されたり、軟禁・監視されたりしており、中には行方不明のものもいる。
(翻訳・編集/叶子)
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