【大紀元日本7月18日】米研究チームは7月13日、新型インフルエンザH1N1型ウイルスが1918年に「パンデミック」を引き起こしたウイルスに酷似していると発表した。この新型ウイルスは一般のインフルエンザウイルスに比べて肺炎を引き起こし易いという。さらに同チームは、1918年の「パンデミック」からの生存者は、新型インフルエンザウイルスに対して特殊な抗体を持っていると報告した。
ロイター13日付の報道によると、米ウィスコンシン州大学研究チームを率いる河岡義裕氏は、動物実験を行い、新型インフルエンザウイルスは季節性と違って肺で増殖しやすいことが分かったという。これにより、新型インフルエンザは肺炎を起こしやすく、1918年に大流行し4千万人以上の死者を出した「スペインかぜ」に酷似しているという。
河岡氏は1999年、カリフォルニア州、ウィスコンシン州、オランダ、日本からそれぞれ複数の血液サンプルを入手し、検査した結果1920年以前に生まれた人は新型H1N1型ウイルスに対して強い抗体を持っていることが分かったという。同氏は、彼らの体が以前に感染したウイルスを記憶していると考えている。
21世紀で初めて世界的大流行となった新型H1N1ウイルスは、百万人近い人々が感染し、少なくとも500人が死亡した。河岡氏は「人々はこのウイルスに対して誤解している。このウイルスは一般の季節性インフルエンザのウイルスと異なる」とし、警戒する必要があると主張している。
(記者・顧佳韻、翻訳編集・余靜)
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