中国:電力会社役員、8,300万元を横領

2005/09/26
更新: 2005/09/26

【大紀元日本9月26日】元中国電力企業連合会副理事長・林孔興氏は、華中電業管理局長、華中電力集団公司の総経理に在職中、その一族らと共謀結託し、8,300万元を横領した。

人民ネットの報道によると、武漢監査機関の調査によりその不正が発覚したため、その一族と不正に関与した約30人が2004年、海外に逃亡するところを空港で逮捕されたという。

林孔興が所属していた華中電力公司は、中天山荘の建設に参与していたが、工事前から同社に前払い金が振り込まれ、それが3日も経たないうちに口座から消えた。追跡調査によって、そのうち200万元が一族名義の会社に流入していたことが分かった。

その他にも、林一族は割高な工事などで公金を不正に着服、同様の手口により深圳(セン)、東莞等の土地でマネーロンダリング(資金洗浄)をしていた。

関連特集: