イスラエル、米民主党議員1人の入国承認 議員側は拒否

2019/08/17
更新: 2019/08/17

[ワシントン/エルサレム 16日 ロイター] – イスラエル政府は16日、前日に入国を拒否した米野党民主党のイスラム教徒女性議員2人のうち、ラシダ・トレイブ議員の入国を認める決定をした。これに対し、トレイブ議員はイスラエル側の決定を拒否し、同国を訪問しないと表明した。

イスラエルのネタニヤフ首相は15日、同国の対パレスチナ政策に批判的な運動を支持しているとして、トレイブ議員とイルハン・オマル議員の入国を認めないと発表。トランプ大統領は同日、ツイッターへの投稿で、両議員の訪問を拒否するようイスラエルに求めていた。

イスラエルは、トレイブ議員がヨルダン川西岸パレスチナ自治区に暮らす親族を訪問することを容認。しかし、同議員は「イスラエル政府の抑圧的で人種差別的な政策に屈したくない」などと述べた。

Reuters
関連特集: 国際