トランプ氏、ニューメキシコ州で集会 民主党地盤

2019/09/17
更新: 2019/09/17

[リオランチョ(米ニューメキシコ州) 16日 ロイター] – トランプ米大統領は16日、2020年の大統領選に向けた支持者集会をニューメキシコ州リオランチョで開催し、野党民主党の地盤である同州で勝利すると宣言した。

ニューメキシコ州では2016年の大統領選で、民主党のヒラリー・クリントン候補が8%ポイントの差をつけてトランプ氏に勝利している。最後に共和党の大統領候補が同州で勝利したのは2004年と10年以上前。

トランプ氏は支持者を前に「この州を共和党の州にできると考えている。そのために私達はここにいる」と述べ、「全ての票のために選挙活動を行い、2020年に偉大なニューメキシコ州を獲得する」と宣言した。

集会でトランプ氏は、ヒスパニック系の人々の間で支持が広がっていると主張。「彼らは犯罪者が国境を越えて来ることを望んでいない。彼らは仕事を奪われることを望んでいない。その保障と壁を望んでいる」と強調した。

ニューメキシコ州は石油と天然ガス資源が豊富。トランプ氏は化石燃料業界への支持を表明する一方で、再生可能エネルギーを推進する民主党の政策を批判した。

「大統領選に立候補している民主党の主要候補者は全て、石油と天然ガスの全面的な生産停止を望んでいる。つまり、民主党は、ニューメキシコ州の経済を完全に壊滅させたいと考えている」と批判した。

Reuters
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