原油価格1%安、コロナ感染再拡大や米大統領選巡る不確実性で

2020/11/06
更新: 2020/11/06

[ニューヨーク 5日 ロイター] – 米国時間の原油価格は約1%下落した。新型コロナウイルスの感染再拡大が続いているほか、米大統領選の結果がまだ判明していないことが重しとなった。

清算値は、北海ブレント先物<LCOc1>が0.30ドル(0.7%)安の1バレル=40.93ドル。米WTI原油先物<CLc1>は0.36ドル(0.9%)安の38.79ドル。両先物とも前日は約4%上昇していた。

リターブッシュ・アンド・アソシエーツのプレジデント、ジム・リターブッシュ氏は、今週は米原油在庫減少という予想外に強気の材料があったが、新型コロナの感染拡大を受けた需要を巡る不透明感が引き続き原油市場の逆風になっていると述べた。

Reuters
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