大紀元時報

グーグル、ロビンフッドの低評価レビュー10万件を削除 銘柄取引制限に投資者らが反発

2021年02月01日 12時14分
2017年10月4日、カリフォルニア州サンフランシスコのSFJAZZ Centerで、グーグルの製品発表イベントに参加するために列に並ぶ参加者たち(Elijah Nouvelake/AFP via Getty Images)
2017年10月4日、カリフォルニア州サンフランシスコのSFJAZZ Centerで、グーグルの製品発表イベントに参加するために列に並ぶ参加者たち(Elijah Nouvelake/AFP via Getty Images)

グーグルは、米個人投資家向けの株式投資アプリ、ロビンフッド(Robinhood)に対する、10万件以上のネガティブレビューを削除した。同アプリは、ゲームストップ(GameStop)などの銘柄の取引を制限したことで批判を浴びていた。

ロビンフッドのGoogle Playストアでの評価は27日、5つ星中4つだったが、28日には1つ星まで下がった。グーグルが一部のレビューを削除した後、29日に一時的に4つ星に戻ったが、新たなネガティブレビューによって31日にはまた1つ星になっている。

この劇的な変化は、同アプリがゲームストップ、AMCやその他の銘柄の購入を中止すると発表した後に起きた。これらの銘柄は、レディット(Reddit)の掲示板「WallStreetBets」で、買いを呼びかける投稿が多く寄せられていた。購入中止に怒ったユーザーたちは報復措置として、連携してロビンフッドのアプリに1つ星のレビューを付け、レビュースコアを下げた。

グーグルは技術系サイト、ギズモード(Gizmodo)への声明で、「協調性があり、または不自然」と見なされるレビューに対して対策を講じたと述べた。同社は、レビューが不自然かどうかの判断方法について、詳細は明らかにしなかった。

グーグルのポリシーでは、アプリの評価を上げるための「5つ星攻撃」、または評価を下げるための「1つ星攻撃」を使ってのレビューの点数操作を禁止している。同社は開発者向けのブログ投稿で、「人間による作業と機械学習を組み合わせて、評価とレビューにおけるポリシー違反を検出して取り締まる」システムがあると述べた。

一方、フェイスブックは、15万7千人のメンバーを持つ株式取引ディスカッショングループ、「Robinhood Stock Traders」を閉鎖した。同社の「成人の性的搾取」に関するポリシーに違反したことを理由としている。

同グループを設立したアレン・トラン(Allen Tran)氏は、シカゴに住む23歳。彼はロイターに対して、フェイスブックは「レディットのような自由なプラットフォームではない」と不満を述べた

「主要機関は私たちのコミュニティを黙らせようとしている」と、トラン氏は別のフェイスブック投稿に書いた。「彼らが私たちのグループを攻撃するのは、私たちが彼らよりも大きな力を持っているからだ」

フェイスブックの広報担当者はロイターに対して、同グループの閉鎖はロビンフッドの取引制限の件とは無関係だと述べた。

1月初め、「WallStreetBets」のメンバーたちは、業績が低迷しているビデオゲーム小売チェーン、ゲームストップなどの銘柄に対して、ヘッジファンドが大量の空売りを行っていることに気付き、これらの株の買い上げを開始した。これによってゲームストップの株価は急騰し、株価が下落すると予想していたヘッジファンドは数十億ドルの損失を被った。損失は29日時点で、190億ドルを超えると推定されている。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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