大紀元時報

<中共ウイルス>武漢ウイルス研究所、感染拡大前に改修入札を公募=米下院委員会報告書

2021年8月2日 20時37分
2021年2月3日、WHOの調査団が武漢ウイルス研究所を視察した際、中国当局が研究所の外に警官隊を配置した(HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)
2021年2月3日、WHOの調査団が武漢ウイルス研究所を視察した際、中国当局が研究所の外に警官隊を配置した(HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

米下院外交員会の報告書によると、中国武漢市にある中国科学院武漢国家生物安全実験室は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染が発生した数カ月前、同研究施設の危険廃棄物処理システム、セントラル空調などの改修工事に関する入札を公募していた。当時、同研究所は運用開始からまだ2年も経っていなかった。

報告書を入手した米フォックスニュース2日付によると、下院外交委員会の共和党議員が提出した報告書は、「同施設が稼働を開始した直後に、このような大規模な改修は珍しい」と指摘した。空気の消毒(aire disinfection)、有害廃棄物処理システム、セントラル空調システムなどの改修プロジェクトから「COVID-19発生前の数カ月間に、これらのシステムがどれほど機能していたのかという疑問を抱かざるを得ない」と報告書は示した。

同報告書はまだ正式に公表されていない。フォックスニュースによれば、共和党議員が今後、詳細を発表する予定だという。

改修工事の実施理由と時期はまだ不明だ。中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染発生から1年半以上経った今、同ウイルスの起源は未だに解明できていない。フォックスニュースは、改修工事に関する情報は「武漢の研究所でパンデミックが始まったという議論に新たな状況証拠が加わった」とした。

報告書は「SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)が武漢ウイルス研究所の実験室から誤って漏えいされたことを示す証拠は圧倒的に多い」との見方を示した。

外交委員会の共和党議員らは、中国当局の調達関連サイト、元中国当局者や科学者へのインタビュー、研究論文や海外メディアの報道などを用いて、中共ウイルスが武漢ウイルス研究所から流出したのは「2019年9月12日以前」だと推測した。

報告書では、19年9月12日、武漢ウイルス研究所から1キロ離れたところにある武漢大学は、各実験室に検査を行うという通知を出した。数時間後に、武漢ウイルス研究所のウイルス配列データベースはネット上から消えたと書かれている。その日の夜、同研究所は、警備員の募集要項を出し、「門衛、警備員、監視カメラ担当者、セキュリティパトロール隊員、『外国人の登録や受付』の担当者など」を募った。

また、共和党議員らは、2019年10月のミリタリーワールドゲームズの開催前に、中共ウイルスがすでに武漢市で広がったとの見方を示した。同大会で、世界100カ国から約1万人以上の軍人が集まった。同大会は無観客で行われた。その後、複数の国の選手に中共ウイルスの感染症状が現れた。

また、武漢市の衛星写真を分析した結果、同時期に市内病院の外来患者が増加したことがわかった。インターネットで中共ウイルスの症状を検索する回数も増えている、と報告書は指摘した。

(翻訳編集・張哲)

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